過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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508:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2014/12/04(木) 17:31:05.74 ID:XYU0qp7F0

ここからでは、よく見えないわね。

動いている様子もないし、約束の時間も過ぎているのだから、部屋に入っても大丈夫よね?

私は、もう一度自分に言い訳をすると、意を決して部屋のドアを全て開けた。

けれど、八幡は振り返りはしなかった。

音をたてないようにあけたから、気がつかなかったのかしら?

何かおかしいと少しだけ不審に思ったのだけれど、

八幡に早く会いたいという誘惑には抵抗できなかった。



雪乃「八幡?」



私は、声を小さく震わせる。彼女だというのに、おどおどしすぎね。

でも、八幡が悪いのよ。大切な彼女を一週間もほうっておいたのだから。



雪乃「八幡?」



もう一度声をかけてみたのだけれど、八幡の声を聞くことができなかった。

どうしたのかしら?

私は、八幡が座るローテーブルの隣まで歩み寄る。

膝を折り、八幡の隣に座ってみたのだけれど、それでも反応がなかった。

それもそのはず。なにせ八幡はテーブルに顔を突っ伏して寝ているのだもの。

どおりで部屋が静かなわけね。時間が過ぎても出てこれないわけだわ。

私は、うきうき気分で部屋のドアの前で朝から待機していたというのに、

八幡はそんな彼女の気持ちも知らずに、よくもぐうすか寝られるわね。

最近私の存在を軽くみているのかしら?

それとも、今日のデートを楽しみにしていたのは、私だけだったのかしら?

不安を募らせながら八幡の寝顔を見つめていると、その不安はいつしか不満へと

変化していく。

どうして私ばかり我慢しなければいけないのかしら?

大学でだって、学部が違うから、ずっと一緒にいられるわけでもない。

その点、由比ヶ浜さんはいいわね。八幡の隣に常にいられて。



ガタっ。



突然発せられた物音に、私は身を固くする。

八幡を見つめながら、いつしか思考に没頭してしまったようだ。



八幡「う、うぅん・・・」



どうやら八幡が寝返りをうったらしい。




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