過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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509:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2014/12/04(木) 17:31:35.21 ID:XYU0qp7F0

今までは、八幡の後頭部しか見えてはいなかったのだけれど、

寝返りを打つことにより、八幡の寝顔を私の目の前に放り出される。

私は、思わず目を見開いて凝視してしまった。

八幡の寝顔なんて、毎日のように見ているはずなのに、

今朝だって、八幡への可愛い恨みを込めながら寝顔を堪能していたというのに、

急に無防備な姿をさらけ出されては、きゅんってしてしまう。

・・・・・・そうだわ。この寝顔をいつでも見られるように、写真を撮っておきましょう。

どうして今まで気がつかなかったのかしら?

もし毎日写真を撮っていたのならば、この一週間、

もう少し元気に過ごせていたかもしれないのに。けれど、無駄ね。

私がそんな写真だけで満足するわけがないもの。

写真を撮ることよりも、今目の前に八幡の寝顔を堪能し始めようとしたが、

うずうずしだしてしまう。このままでは、落ち着かない。

私は、声が出ないようにひっそりとため息をつくと、リビングに戻ることにした。




1分後。

私は、再び音も立てずに八幡の隣へと戻ってきてしまった。

いいえ。戻ってきてしまったのではなく、本当はリビングに携帯を取りに行っただけ。

だって、この寝顔。携帯に保存しておけば、いつでも見られるじゃない。

だから私は、携帯のカメラ機能を起動すると、ゆっくりとレンズを八幡に近付けていった。

ピントが合い、これでようやく八幡の寝顔を手に入れられる思いを胸に

シャッターボタンを押す指に力を加えようとしたが、すんでのところで指が止まる。

・・・・・・・このままでは駄目だわ。このままシャッターを押してしまったら、

シャッター音がしてしまうもの。

耳ものとシャッター音がしてしまったら、いくら気持ちよく寝ている八幡でも起きてしまう。

うかつだったわ。早く写真が欲しいからといって、

安易に携帯を選択したのが間違いだったようね。

これは、いつも冷静な私からすれば、あってはならないミス。

危うく最高の機会を見逃すところだったわ。

私は、再び小さくため息をつくと、再びリビングに戻ることにした。







40分後



雪乃「むふぅ〜・・・」



鼻息荒くミラーレス一眼カメラを手から離す頃には、幸せで満ち溢れていた。

もうお腹いっぱいだわ。さすが私。カメラの才能もあって、よかったわ。



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