過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
1- 20
513:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2014/12/04(木) 17:33:30.29 ID:XYU0qp7F0


私がにっこりとほほ笑みかけると、八幡は照れくさそうに少し顔を背けた。

相変わらず感謝の言葉に弱いのね。

感謝の言葉に慣れていないのも、八幡の魅力かしら。

なんでも当たり前の事にしないところが、いつも新鮮でいられる秘訣かもしれないわね。

でも、いまだになんでも自分一人で背負いこもうとするところだけはなおしてほしいわ。

私たちを守ろうとしているのはわかるのだけれど、

それで心配する私の身も考えて欲しいわね。

・・・・・・今では八幡も、私が心配している事をわかっている・・・か。

わかっていても一人でやる事を許してしまう私が悪いのかしら?

そうね。八幡は、ずっとそうやって生きてきたんだもの。

私の方から歩み寄って、抱きしめてあげないと駄目ね。



雪乃「ねえ、八幡」

八幡「な・・・んでそうか?」



やはり警戒してくるわね。

ほんと、私の言葉の意図するところを読みとる力は相変わらずすごいわね。

私が呼びかけた「八幡」という言葉一つだけで、私が何が言いたいかを

すばやく読みとってしまう。

ある意味、子供ね。子供が母親の顔色を伺うそれと同じ、か。



雪乃「私、怒っているのよ」

八幡「起こさなかった事か? 気持ちよさそうに眠っていたんで、つい見惚れてしまって」

雪乃「それは、仕方ないわね。見惚れていたのでは、致し方ないわね」

八幡「だろ?」

雪乃「たしかにそうだけれど、私が怒っているのは別の事よ」

八幡「約束の時間が過ぎているのに、俺が寝ていた事か?

   それは、悪かったよ。レポートが終わった〜ッと思ったら、つい気が緩んでな。

   10時には終わったんだけど、ほんの少しだけ仮眠をと思ったら、

   熟睡してしまった。ほんとっ、ごめん」

雪乃「私に一言声をかけてくれればよかったのに。

   そうすれば、座ったままではなくて、ベッドでゆっくりと寝て、

   時間がきたら私が起こしたわ。

   そうね、八幡も疲れているのだから、終わったのが10時だとしたら、

   3時頃まで寝ていればよかったのではないかしら?」

八幡「そうだな。徹夜続きで、だいぶ判断力が鈍ってたようだな。

   だとすると、レポートの方も不安だな。なんか適当な事を書いていそう」



八幡は、レポートの束を気にするそぶりを見せるけれど、本当は自信があるくせに。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1496.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice