過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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523:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2014/12/11(木) 09:34:34.31 ID:6V9OUwvH0

だけど、ある意味統一されたクリスマスムードの中で、この部屋のオブジェだけは

選択ミスだと、この俺でさえ判断できる。

まあ、いいか。雪乃が好きで選んでるんだから、俺がけちをつけれべきでもないか。

さてと、とりあえず雪乃に頼まれていた買い物だけでも済ませておくかな。

朝から雪乃は由比ヶ浜と一緒にお菓子作りの練習だし、俺の出番はない。

むしろ毒味という死刑を回避すべく、早々に外に退避すべきだな。

そんなわけで、寒い寒いと思っていた北風が吹き狂う空の下へとやってきたわけだ。

ただし、ダークレッドのダウンジャケットに、墨のマフラーは標準装備。

これに、黒のニット帽をかぶってるんだから防寒は完璧。

あとは、登山用タイツも装着したのならば完全なる装備だけど、

今日は近場だし、いらないかな。

このままスーパーに行ってもいいのだが、せっかく外に出たんだしと、

クリスマス気分を味わうべく、クリスマスカラーに彩られたショップを眺めつつ

散歩をすることにした。

寒いというのに子供は元気なもので、親よ早く来いとせかしながら走っていく。

今日は休日ともあって、家族連れが多かった。

だから、むしろ俺みたいな一人身の方が返って目立ってしまう。

通い慣れた街中は、特にみたいものがあるわけもなく、

店の中を外から冷やかす事はあっても、中に入る事はまずない。

でも、せっかくだし一軒くらいは、・・・と、ようやく見つけた店は、

雪乃と何度も来た事がある雑貨屋であった。

店内に一歩入ると、効きすぎた暖房が暴力的に俺を歓迎してくる。

こんな歓迎お断りなんだけれど、無料で暖房を提供してくれるんだし文句は言えまい。

俺に出来る抗議運動といったら、マフラーをさりげなく外すくらいだろう。

首もとを緩めて店内を見渡すと、女友達同士の客がメインだが、親子連れも少しはいた。

たしかに、キッチングッズや女性用のちょっとした衣料品が置かれているんだから

男性客がいる方が目立ってしまう。

俺も何度か雪乃がこの店でエプロンなんかを買っていなければ、一人で入ろうとは

思いはしなかったはずだ。

まあ、用がなければ俺が立ち寄ることもないだろうけど、

今日は寝室で見た悲哀に満ちたサンタクロースを思い出してしまったので、

この店に入ったわけなのだが。

この店は、なぜかクリスマスが近づくと、クリスマスグッズが増えていく。

クリスマス直前となると、その華やかさに釣られて、新規のお客も来るそうだ。

おそらくなのだが、あのサンタオブジェ。この店で買った可能性が高い。

去年はなかったはずだし、最近買ったのならば、近所のこの店だと思われる。

俺は、ひときわ赤や緑に彩られているコーナーを見つけると、一直線に足をむける。

小さな店内。他のコーナーにあるとも思えないし、あるとしたらここだろう。

あんな残念なサンタが盛大に売り出されてはいないだろうなぁと

目を走らせていくと・・・・・・ありました。


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