過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2014/12/18(木) 17:32:22.53 ID:HH2/WTQh0
雪乃「それは仕方がない事よ。大学受験以上に覚える範囲が増えているんですもの。
これ以上由比ヶ浜さんに勉強を押しつけても、潰れてしまうだけだわ」
八幡「だよなぁ・・・。新学期からは、普段の復習方法を変えてみるか」
雪乃「そうね。普段からの復習がうまくいけば、効率もあがるわね」
なんかなぁ・・・、俺達ってまだ子供いないはずなのに。
話している内容が、どこか出来が悪い子供をもった親じゃないか。
寝室のベッドに身を沈め、読んでもない小説を片手に近況報告をする。
本ばっかり読まないで、子供の事をしっかり考えてちょうだいって
聞こえてきそうなシチュエーション。
なぁんて考えてもしょうがない。
大学は義務教育ではないんだよ、由比ヶ浜君。
俺は、早々にホームドラマ(脚本:比企谷八幡)を打ち切ることにして、
新たにベッドに加わった重みを受け入れる準備に取り掛かった。
そんな目で見るなって。
俺を見つめてくるその視線。俺が今日買ってきた天使の人形なんだけど、
その天使の視線も気にはなるんだが、その隣にいる女神の方がより不気味な視線を
感じずにはいられなかった。
今朝はなかったし、由比ヶ浜が置いていったのだろうか?
なんで俺が人形買ってくると、すぐさま増えるんだよ。
しかも今度のは、女神つっても、どこか底意地が悪そうで、何を考えているか
わからない笑顔なんだよな。もちろん女神様なので、ニッコニコして、
頬笑みを垂れ流しまくってはいる。
この女神、絶対内心と外見とでは全く違う事考えているな。
どこの雪ノ下陽乃さんだよ。
だけどなぁ、こいつもどこかクリスマスオブジェとしては規格外。
なんで、この部屋には変わりものばかりが集まってくるんだよ。
朝早くから、俺が引っ越してきてからそのままにしていた荷物をひっくり返していた。
そもそも小町が俺の部屋にあったものを適当に突っ込んだものであるわけで、
引っ越しの際捨てるべき荷物の選別さえされていないでいた。
だったらこのマンションに引っ越してきた時に捨てればいいって思うかもしれないが、
突如実家を追い出され、あっという間に新たな生活の場に放り込まれてしまった俺の
気持ちも考えて欲しい。
新生活への適応。新生活への不安。新生活への葛藤。新生活への希望。
新生活というものは、新たな生活リズムを掴むまでが大変であって、
エネルギー消費も割高になってしまう。
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