過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
1- 20
560:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2014/12/25(木) 17:36:42.80 ID:raeklLg30


俺は親父さんの筋書き通りに動いていた気がしてしょうがない。

だから、それを見極める為にも今日の会談に出席したかった。

もちろん、今日の会談で親父さんがぼろを出すとは到底思えないが。



陽乃「まっ、それが比企谷君らしいところなんだから、いいんじゃない?

   雪乃ちゃんは、しっかりと私が預かっておくから安心してね」

雪乃「預かるではなくて、送っていくの間違いではなくて?

   いえ、むしろ、車は私が運転するのだから、姉さんを預かるのは私の方だと思うわ」



たしかに陽乃さんの言いようは、間違っているはずだった。



陽乃「ううん。間違ってないわよ。だって、会談って夜までやるわけじゃないし

   今日の会談はすぐに終わるはずよ。

   だから、うちで食事していく時間もあるはずだから、雪乃ちゃんは

   うちで預かっておくねってことよ」



陽乃さんは、さも当然っていう顔をみせるので、

俺も雪乃も肩を落とすことしかできなかった。

俺達は、これ以上の言い争いは無駄だと実感していた。

初夏の陽気が俺達から体力を容赦なくじわじわと奪っていく。

これから日が高く昇り、昼前には焼けるような日差しが降り注いでくるはずだが、

俺達の隣にいる太陽は、朝から元気良すぎるようであった。







第31章 終劇

第32章に続く














<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1496.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice