過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/01/01(木) 03:24:49.82 ID:x/Aex12G0
たしかに遅刻した事はないか。この授業の前に必修科目があるし、
通常ならば遅刻なんてする奴はいない。
それでも、遅刻する奴は出てくるから不思議だよな。
八幡「遅刻はしないけど、授業中寝てるだろ」
結衣「そう?」
八幡「そうだよ」
俺の追及から逃れようと由比ヶ浜は視線を横にそらそうとする。
しかし、俺は成長した。いや、成長せざるをえなかった。
なにせ、この野生の珍獣を大学に合格させるという至難の調教をしてきたのだ。
由比ヶ浜の扱いには慣れざるをえなかった。
俺はおもむろに由比ヶ浜に両手を伸ばすと、そのまま柔らかい頬を両手で思いっきり
つまみ取り、強引に前を向かせる。
不平を口にしてきているようだが、両頬をつままれている為に言葉にできないでいた。
だから、目でも不満を訴えてはきているが、そんなのは無視だ。
八幡「いっつも言ってるよな。授業はつまらない。とってもつまらなくて退屈だ。
でも、あとで試験勉強に明け暮れるんなら、退屈な授業をしっかり聞いて、
暇つぶしで授業をしっかり受けろって言ってるよな」
結衣「ふぁい」
八幡「どうせ勉強しなきゃいけないんだから、わざわざ授業に来てるんだから
授業をしっかり聞けよ。後で自分で勉強するより、よっぽどわかりやすいだろ」
結衣「ふぁい」
八幡「わかったか」
結衣「ふぁい」
俺は、由比ヶ浜が頷くのを確認すると、頬から手を放す。
由比ヶ浜は、たいして痛くはないはずなのに、頬を手でさすりながら
反抗的な目を向けてくる。
もう一度手を両頬に伸ばすふりをすると、今度はようやくぎこちない笑顔で
頷いてくれた。
結衣「でもでもっ、あたしが隣で寝ていても、ヒッキー起こしてくれないじゃん。
寝てるのが駄目だったら、起こしてくれないヒッキーにだって問題あるんじゃない?」
はぁ、まだ反抗するか。でも、俺にも言い分ってものがあるんだ。
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