過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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583:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2015/01/08(木) 17:30:46.74 ID:PACE+wQi0

まあ、由比ヶ浜が実力行使に来る時間あたりには、俺も解答を埋め終わってるから、

由比ヶ浜に一瞬ちらっと解答用紙を見せるふりをして、ニヤッと優しい笑顔を見せてから

席を立つんだけどな。

毎回猿みたいに「ムキ〜」とかわめくけど、そろそろ猿でも自分でやるって事を

学習してるはずなのに、俺にまとわりついてくる牝猿もそろそろ学習しろよ・・・。

話は大きく脱線してしまったが、誰しもが受けたくない講義をレポートで出席の

代わりにできるというのに、誰もレポートを選択せず、

一応講義に出席して小テストを受けているかというと、それはすなわち、

レポートの量が半端なく多いからである。

他の講義もあるわけで、レポートだけに時間を割いていられるわけではない。

しかも講義は90分で終わるというのに、レポートはどう見積もっても

休日が丸一日つぶれること必至だ。

誰もが望む夢の日曜日に、誰が好き好んで陰気なレポートをやらねばならない。

どう考えても、講義に出たほうがいいに決まっている。

そんなわけで俺は、大切な大切な日曜日を献上して契約締結の場に出席しようと

苦渋の決断に迫られていた。

まあ、色々御託を並べたが、誰が橘教授の講義を必修科目にしようだなんて考えたんだよ。

きっと、決めた人間は悪魔に違いない。

それだけは、はっきりと確信できた。



結衣「ねえ、ヒッキー。もうそろそろ諦めたら?」

八幡「諦められるわけないだろ。講義休んだら、日曜が潰れるレポートがあるんだぞ」

結衣「じゃあ、いっそのこと、レポートもやらなきゃいいじゃん」

八幡「そんなことできるかよ。成績が落ちるだろ」

昴「一回くらい休んだところで、最終的な成績は変わらないと思うけど」

八幡「そういった油断が、成績をじわじわ下降させるんだ」

結衣「もう、意地っ張りなんだから。

   ん〜・・・。だったらさあ、問題の山はって、先生が黒板に問題書く前に

   解答用紙に答え書いちゃえばいいんじゃない?

   そうすれば、ちょうど20分短縮できて、電車に間に合うんじゃない?

   問題解く時間の20分をあらかじめ解答書いとけば、

   20分使わないで済むでしょ」

昴「ちょうどいいじゃないか。20分早ければ電車に間に合うんだし、

  いっそのこと山はって、外れたら諦めて遅刻して出席すればいいじゃないか。

  そもそも遅刻しても怒られはしないんだろ」

結衣「ちょっと、ヒッキー、黙らないでよ。

   そんなに怖い顔して黙っていると、怖いよ。

   ・・・・・・ねえ、ヒッキー?」

昴「おい、比企谷?」




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