過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
1- 20
601:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2015/01/15(木) 17:31:27.68 ID:2jPBwEpe0

八幡「ちょっと待て。前半部分はいいんだけど、後半部分はサラっという内容じゃないだろ」

昴「とりあえず、伝言伝えるよ」



こいつマイペースすぎるだろ。だからこそ、俺と一緒にいられるんだろうけどさ。

でも、こいつったら友人関係は広いくせに、なんだって俺の側にいるんだろうか。



八幡「はいはい、どうぞご勝手に」

昴「比企谷みたいにまでとはいかないけど、毎年何人かは去年の問題使って

  解答をそのまま提出する人がいるんだってさ」

八幡「たしか試験対策委員会のやつが出回っているらしいな」

昴「らしいね。でも、教授も言ってたけど、去年の問題は使えないように

  若干設問を変えているんだってさ」

八幡「論述だし、設問変えたって、似たような解答になるんじゃないか?」

昴「その辺の違いは教授も説明してくれなかったけど、今回のは、

  授業中の例え話が違っていたらしいよ。

  今日授業でやった例を用いて説明せよってなってただろ?」

八幡「なるほどな」



たしかに、去年の問題を持っていたら、俺も過去問をそのまま使っていたかもしれない。

俺の場合は、過去問をくれる相手がいないんだけど・・・。

でも、弥生だったら持っていてもおかしくないか。



昴「だから、去年までのをそのまま使って解答書いた答案は、出来の良しあしにかかわらず

  3割までしか点数をくれないそうだよ」

八幡「設問の要求を満たしていない解答だし、当然だろうな」

昴「それで、今回の比企谷の方法なんだけどさ」

八幡「ああ」

昴「橘教授、大絶賛だったよ。面白いってさ。

  面白ければOKとか、あのしかめっ面でいったんだから、みんな唖然としてたよ。

  できれば写真に撮って、比企谷にも見せてやりたかったな」

八幡「いや、遠慮しとく。想像だけでも、ちょっときついものがある」

昴「ということで、橘教授の研究室に来てくれってさ」

八幡「だから、どうして俺が行かないといけないんだよ」

昴「気にいられたからじゃないのか?」

八幡「なんで気にいられるんだよ」

昴「比企谷が今回とった方法を、自分が橘教授に教えたからかな?」

八幡「なんで馬鹿正直に教えてるんだよ」

昴「そりゃあ、聞かれたからだよ」

八幡「だとしても・・・」

昴「電車来るんじゃない? アナウンスしてるんじゃないか」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1496.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice