過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/01/22(木) 17:29:50.69 ID:rAodTcpR0
八幡「いや、陽乃さんがそういうんなら、本当の事なんでしょう?
だったら雪乃に聞くまでもないですよ」
陽乃「そう?」
八幡「でも、ペリエ5本はないでしょ。俺は歩きなんですよ。せめて車の時に
言って下さいよ」
陽乃「うぅ〜ん・・・。それはちょっと悪いことしたなって、メール送った後に
気がついたんだけど、でも比企谷君なら断ったりしないでしょ」
八幡「断りはしなかったと思いますけど、俺をいたわってくださると助かりますね」
陽乃「だったらちょうどいいわ」
ちょうどキッチンから戻ってきた雪乃は、陽乃さんの発言を聞きつけて、
綺麗な曲線を描いている眉毛をピクンと歪な曲線に変えてしまう。
雪乃「だったらちょうどいいわではないわ。
最初から姉さんはそうしようと考えていたじゃない」
陽乃「そうだったかしら?」
陽乃さんは、まったく悪びれた顔もせずに、雪乃の追及をさらりとかわす。
だもんだから、雪乃の眉毛はさらに歪さを増してしまうわけで。
八幡「で、なんなんですか?」
陽乃「うん。今日も夕食準備したから、二人とも食べていってほしいなってね」
そう温かく微笑むものだから、俺はもとより、雪乃でさえ反論はできないでいた。
今の陽乃さんの笑顔の前では、雪乃も強くは出られない。
昨日、強引に帰宅しようとした雪乃を見て、陽乃さんが見せた寂しそうな姿を
雪乃も忘れることができないはずだ。
どこかおどおどしく、子供が親に許しを乞おうとする姿に重なってしまう陽乃さんを
見ては、強気でなんていけはしないのだから。
雪乃「わかったわ。食べていくわ」
陽乃「そう? 雪乃ちゃんがOKだしたからには、比企谷君も問題ないわよね?」
八幡「ええ、食べていきますよ。だけど、今度からは、重いものを頼む時は
車の時にしてくださいよ」
陽乃「ええ、わかったわよ。でも、帰宅する前に買い物を頼むって、なんだか
ホームドラマの一場面に出てきそうで、ほのぼのするでしょ?
お帰りぃ。今日も暑かったね。はい、これ頼まれていたやつって感じでさ」
八幡「そんなこと考えてたんですか?」
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