過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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613:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2015/01/22(木) 17:30:22.53 ID:rAodTcpR0


陽乃さんの求めるものがちょっと意外すぎて、批難っぽい声をあげてしまったものだから、

陽乃さんはすかさず俺に食いついてきてしまう。



陽乃「そんなことってなによ。

   私がいわるゆ家庭的な場面を求めるのが似合わないっていうの?」

八幡「馬鹿にしたわけじゃないですよ。それに、似合わないとも思ってませんって」

陽乃「本当かしら? なんだか比企谷君お得意の論理のすり替えをして、これからうやむやに

   しようとしているんじゃなないかしら?」

八幡「違いますって」



この人、どこまで俺の事好きなんだよ。

俺の行動パターン全てお見通しってわけか。

俺の事を時間かけて研究したって、何もメリットなんてないですよって言ってやりたい。

ただ、言ったところで面白いからやだって即時却下されるだけだろうな。

しかし、八幡マイスターたる陽乃さんであっても、今回の分析は間違いなんですよ。



八幡「俺が言いたかったのは、そんな意図的にホームドラマの一場面みたいな状況を

   作りださなくても、俺達ってもう家族みたいなものじゃないですか。

   だったら、人のまねなんてしないで、自分達らしいホームドラマをやっていけば

   いいだけだと思うんですよ。

   といっても、俺も雪乃も家庭的って何?って人間なんで、

   どうすればいいか、わからないんですけど」

陽乃「えっと、それって、私もその家族の一人に入ってるのかな?」

八幡「入っていますよ。そもそも陽乃さんは雪乃の姉じゃないですか。

   だったら、その時点で家族ですけど、・・・・まあ、今俺が言っているのは、

   それに陽乃さんが言ってるのも形式的な家族ごっこじゃなくて、

   精神的な繋がりをもった家族ドラマだと思うんですけど、

   そういう精神的繋がりを持った家族、俺達はやってると思うんですよね。

   俺の勝手な思い込みかもしれないですけど・・・」

陽乃「うれしぃ」

八幡「ん?」

陽乃さんの声が、陽乃さんに似合わず小さすぎたんで、戸惑い気味に聞き返してしまった。

陽乃「うれしいって言ってるのよ。たしかに、比企谷君も雪乃ちゃんも、

   もちろん私だって、ホームドラマみたいな家族なんて似合わないし、

   どうやればそうなるかもわからないけど、・・・もうなってたのか。

   そうか、これが家族なのか、な」

八幡「どうなんでしょうね?」

雪乃「あいかわらず適当な事を言う人ね。たまにはいい事を言うものだから

   感動しかけてのたのに、なんだか騙された気分ね」



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