過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/01/22(木) 17:32:33.07 ID:rAodTcpR0
いくつかの意味にとれる言葉を使って、責任をうまく回避していて、
なんだが政治家が使う口述技法と重なってしまう。
陽乃「ね? 比企谷君を傷つける言葉なんて、どこかの自称彼女とは違って
一言も言っていないでしょ」
八幡「たしかにそうなんでしょうが・・・」
と、陽乃さんは、自分はいつだって味方だと言わんばかりに俺の腕に自分の腕を絡めてくる。
自分を大切にしてくれて、いつも味方でいてくれるというのならば、それは俺だって
嬉しく思える。
だけど、陽乃さんの行動が、さらなる危機を招くってわかっていてやっているのだから、
これは完全なる味方だって言えるのか?
げんに雪乃の殲滅兵器起動のセーフティーロックが外された音がはっきりと耳がとらえたし。
それは陽乃さんだって、知覚しているはずだ。
陽乃「ねぇ、酷いわよねぇ。暑い中帰って来たというのに、冷たい麦茶の一つも
用意しないだなんて、そんな彼女はいないわよね。
はい、八幡。これ飲んで」
陽乃さんは、いつの間に用意したのか、氷が適度に溶けだし、グラスがうっすらと
曇り始めた麦茶を俺に手渡す。
八幡「あ、ありがとう、ございます」
陽乃「もう、他人行儀なんだから。暑かったから喉が渇いたでしょ」
八幡「そうですね。夕方なのに蒸し暑いし、なれないスーツっていうのもきつかったですよ」
陽乃「そうでしょ、そうでしょ、ささ、ぐぐっと飲んで」
八幡「あ、はい」
きんとくる爽快感が喉を駆け巡る。熱くほてっていた体も、この麦茶を皮切りに
クールダウンに入ってくれそうだ。
雪乃の親父さんとの会談。その後の雪ノ下姉妹の対決。
おっと、大学での時間調節もあったか。・・・あれは、明日にでも橘教授の元に
行かなくてはならないから、問題ありだけど、今日はもういいか。
色々面倒事の目白押しだったけれど、今日はもういいよ。
喉の渇きが癒されたら、今度は胃袋が陳情してくる。
ただでさえ暑くて燃費が悪いのに、緊張の連続で激しくエネルギーを消費してしまった俺の
エネルギーは枯渇間近であった。
陽乃「ねえ、比企谷君。今日は、銀むつの煮付けを作ったのよ。
食べたいって言ってたわよね」
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