過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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665:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2015/02/12(木) 17:31:46.23 ID:0xDrLxJ20

雪乃「姉さんっ」

八幡「おいおい、雪乃。その辺にしておけって。それと、陽乃さんも」

陽乃「は〜い」

雪乃「八幡は、どちらの味方なのかしら?」

八幡「今は、どちらの味方でもないよ。コーヒー飲んで、会話しているだけだろ?」

陽乃「そうよねぇ。比企谷君の言う通りだわ。

   つっかかってきたのは、雪乃ちゃんじゃない?」

雪乃「あっ、そう・・・よね。ごめんなさい」



たしかに、つっかかった内容の発言を最初にしたのは雪乃だ。

でも、その原因を作ったのは陽乃さんでしょ。

だから、ここで雪乃のフォローもしておかないとな。



八幡「陽乃さんも、雪乃を挑発させるような発言は控えてくださいね」

陽乃「は〜い」



ちょっと面白くなさそうな顔を陽乃さんは見せるが、まったく反省してないんだろうなぁ。

明日になったら、いや、数分後には再び雪乃を挑発してそうだ。

それが二人の関係を維持するのに必要な儀式みたいなものでもあるから仕方ないといえた。



八幡「でも、雪乃。コーヒー豆の生産コストについて話していたんだし、

   擦れた内容ってわけではないんじゃないか?」



雪乃は目を丸くして俺を見つめる。

そして、再度ため息をつこうとしたが、無理やり大きく息を吸う事でため息を打ち消した。

そして、呆れ果てた顔つきで、言いかえしてきた。



雪乃「日本人のブランド好きとか行列好きの話をしていたじゃない。

   しかも、商品価値が低いとか、味がまずいのが前提で話していたわ」

八幡「そうか?」

雪乃「そうよ」

陽乃「そうかしら? 

   でも、実際問題、商品価値が実売価格よりも低くなるのは当然の事よ。

   そもそも原価よりも安い値段で販売なんてできないのだから。

   まあ、たしかに商品そのものの価値と販売価格が釣り合っていないのは

   詐欺だと思うわね」

雪乃「それが擦れているというのよ」

八幡「でも、事実だろ?」

陽乃「事実よね?」




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