過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/03/05(木) 17:33:24.74 ID:MZPnThgr0
雪乃「ええ、由比ヶ浜さんが企画したのよ」
陽乃「それだったら、雪乃ちゃんが具体的な準備をまかせられたってところかしら?」
雪乃「その認識で間違っていないと思うわ」
異議あり。たしかに雪乃が具体案を作り上げるだろうが、
こまごまとした準備は俺の方に回ってこないか?
と、不満をぶちまけそうになるが、結局は、料理なんかの重労働は雪乃がやるわけで、
一番大変なのは雪乃なんだよな。
料理だけは由比ヶ浜に手伝ってもらうわけにはいかない。
むしろ由比ヶ浜を料理から遠ざけねばなるまい。
いくら最近少しは上達してきたといっても、まだまだ戦力には数えられないだろう。
となると、俺がヘルプに入るわけか。それはそれで楽しいからいいんだけどさ。
陽乃「だったら、リクエストしたいことがあるんだけど、いいかな?」
雪乃「もちろん構わないわ。姉さんが主役のパーティーなのだから、
その主役の要望にはできるだけ応じるつもりよ」
陽乃「だった・・・」
雪乃「でも、出来る事と、出来ない事があるから、その辺の事は察してほしいわ」
さすが雪ノ下雪乃さんっす。
陽乃さんが無理難題を突き付ける前にシャットダウンするとは。
長年陽乃さんの妹をやっているわけではないっすね。
俺だったら、ずるずると陽乃さんの雰囲気にのまれて、
無理難題を意思不問で押しつけられていた所だ。
しかし、陽乃さんも雪乃が生まれた時から雪乃の姉をやっているわけで、
一呼吸つくと、再度の攻勢に取り掛かった。
陽乃「もちろん出来ない事ではないから安心してほしいわ。
雪乃ちゃんに頼む事ではないしね。
私がリクエストしたい事・・・・・・」
雪乃「却下よ」
雪乃の冷たく重い言葉が、陽乃さんの声を遮る。
雪乃が陽乃さんを見つめる瞳は黒く輝いていて、
何人たりとも国境からの侵入をゆるさない決意を漂わせていた。
一方陽乃さんも、一瞬のすきを伺うその集中力は、まさに狩人といったところだろう。
こえぇ〜。陽乃さんは、まだ何もリクエストしてないだろ。
それでも雪乃には、陽乃さんが何をリクエストしたいかわかっているのかよ。
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