過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/03/05(木) 17:34:55.53 ID:MZPnThgr0
俺の状態は、いわば護送中の容疑者の気分よ。
八幡「そう認識していただいてもらえて助かります」
陽乃「どういたしまして。で、まだ一般常識をご高説していただけるのかしら?」
八幡「そんな上から目線のことなんて言いませんよ。
ただ、俺をレンタルしたいなんて言わないでも、直接俺に付き合ってくれって
言ってくれれば、遊びにも買い物にも、いくらでも付き合いますよ」
陽乃「え?」
おいおい・・・、あの陽乃さんの目が丸くなったぞ。
真夏だっていうのに、本当に雪が降るかもしれない。
俺は、あまりにも失礼な感想を思い浮かべているが、雪乃も同様みだいだった。
もしかしたら、別の意味も含まれているかもしれないが。
八幡「だから、貸し借りなんて考えないで、素直に誘ってくれればいいんですって。
そうすれば、いくらでも付き合いますよ。
あっ、でも、時間がない時は無理ですからね。
陽乃さんもわかっていると思いますけど、ご両親との約束がありますから
勉強に忙しいんですよ。ですから、その辺の事情も考えたうえで誘ってください。
出来る限り時間を作りますから。
そうじゃなかったら、今朝だって車で迎えに行きませんよ。
つまり、陽乃さんと一緒にいるのもいいかなって思っているから、
こうやって登校しているんです。
あぁっ、・・・なんか恥ずかしすぎること言ってますけど、
まあ、あとは察してください」
俺は、あまりにも恥ずかしすぎるご高説は演じてしまう。
もし両腕が自由だったら、すぐにでも顔を両手で覆っていたはずだ。
だが、無防備にも顔を晒している今のこの状況は、ある意味羞恥プレイすぎるだろ。
なんとか視線だけ動かし雪乃を見ると、一応ほっとした顔を見せていた。
雪乃だって、俺と同じ気持ちで陽乃さんといるんだし、納得はしてくれるとは思っていた。
けれど、全てが納得できるかと問われれば、
そうじゃないのが雪乃の立場たるゆえんなのだろう。
一方陽乃さんはというと、何を考えているかわかりません。
だって、普段からわからないんだから、突然今だけわかったほうがおかしいってものだ。
まあ、その顔色を見てみると、プラス方向に傾いているようなので、
このままその外交交渉の落とし所は見つかったって事でいいのか、な?
八幡「俺は、今日こっちだから」
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