過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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762:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2015/03/26(木) 17:32:46.07 ID:Ux4V/0K+0


乾いた笑いをするんじゃねぇよ。繊細な心の持ち主の俺が傷ついちゃうだろ。

自虐的なギャグをうまくさばくのがお前の持ち味だろ、

と勝手に役割を決めつけちゃったりする。

・・・別にいいけどさ。



八幡「でも弥生は交友関係広いんだし、

   誰かしらあいつんちに行ったことがあるんじゃねえの?」

結衣「それはないと思うな。だって、弥生君ってもてるじゃん」

八幡「そうなのか?」



つい見栄?を張ってしまって、とぼけてしまった。

いや、俺だって弥生が女性うけするルックスと性格の持ち主だって理解している。

しかも背は高いし、物腰も柔らかい。

どこかの雑誌アンケートを元に作りだした理想の男っていっても過言ではないかもしれない

と、思っていたりもする。

まあ、実際の生活感がないというか、大学外での行動が全くわからないところが

アクセントとしてのちょっとした秘密を有している危ない男に該当しているかは疑問だが。



結衣「そうだよ。もてもてだよ。頭もいいし、勉強も優しく教えてくれるんだから

   もてないわけないじゃん。

   だから、狙っている子もけっこういるんだけど、

   実際家に上げてもらった子はいなかったし、

   デートまでこぎつけた子さえいなかったんだよ」

八幡「へぇ・・・」



由比ヶ浜の指摘は、俺の予想通りだった。

あいつがもてないわけがない。

本来なら、俺と仲良く並んでお勉強なんてする相手でもないってことも自覚している。

ん?・・・・・・いなかった?

いなかったってことは、今はいるってことか?

俺の顔の変化を察知したのか、由比ヶ浜は俺が問いかける前に俺が求める答えをくれた。



結衣「うん、でも、なんだか最近弥生君が彼女といるところを見た子がいるんだって」



由比ヶ浜の顔を見ると、いたって平然としている。

よくある噂話の延長なのだろうが、見たという奴がいるのならば事実なのかもしれない。

まあ、噂の伝聞なんて信用なんてできないし、

根も葉もない噂話など、今回の由比ヶ浜から聞いた話のように出来上がっていく

のかもしれないが、ここは素直に驚いておこう。




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