過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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767:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2015/03/26(木) 17:36:31.66 ID:Ux4V/0K+0

だとすれば、由比ヶ浜の友達が見たっていう弥生の彼女は、

弥生准教授の妹か弥生准教授本人ってことになるんじゃないだろうか。

でも、何度も大学で二人で歩いているところを見たという情報があることからすると、

妹というよりは弥生准教授の可能性の方が高いと思えた。

年は准教授ということから推測すると20代後半だと思えるが、

見た目以上に若く見え、なによりも美人だ。

弥生昴と同じ血筋かもしれないというのも頷ける容姿だった。

違いがあるとすれば、弥生昴の髪質がややくせ毛がある為に緩やかなウェーブを

作りだしていることだろう。

弥生准教授のほうは同じ黒髪でも、真っ直ぐ伸びた素直な髪質を有していた。

どんな姉弟であっても、よっぽど似ていないと姉と弟なんてわかるわけがない。

ましてや、髪質が全く違っていたらなおさらであり、由比ヶ浜の友人が

恋人同士であると勘違いしても、責める事なんて出来なやしない。

そして今、俺達の目の前にいる妹らしき人物は、

どういうわけか俺が准教授と会った時に准教授が着ていた服装に似ている。

濃紺のスーツのパンツルックできめていた。高校生にしてはやや大人めいた服装ではある。

それとも社会人なのだろうか。

座っているので身長の方はおおよその見当しかできないが、低くはないように見える。

准教授の身長もたしか170は超えていたので、身長が180近くもある弥生昴と並んで歩けば、

とても絵になったことだろう。

たしかに弥生と准教授、もしくは妹が並んで歩いていたら、注目されない方がおかしなほどだ。

まさに美男美女なんだし。

准教授の雰囲気は、雪乃が図書館司書になったらこんな感じかもしれないと思ってたりする。

綺麗にとかされたまっすぐな黒髪は、雪乃よりは短いが、

准教授の柔らかい面影にすこぶるはまっていた。

妹の方も似たような雰囲気を醸し出しており、姉との違いがあるとすれば、

細いメタルフレームのメガネをかけていないことくらいだろう。

なんて事を考えていたら、弥生が俺達の事に気がついて、声をかけてきた。



昴「比企谷じゃないか」



席から立ち上がる弥生は、一緒のテーブルでどうかと誘っているようだ。

同席の弥生准教授も俺の事を知っているせいか、同じ意見のようだった。

だから俺は軽く頷き返事を返すと、雪乃の意見を聞くべく視線を雪乃のほうにスライドさせる。

雪乃も軽く顎を引いたところからすると、雪乃も同席は問題ないらしい。



八幡「偶然だな」

昴「そうだね。僕たちはよくここに来ることがあるんだよ」

八幡「そうか。俺達はそばの駐車場を借りているんだが、

   ここの喫茶店はいつも素通りしているだけだったな」




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