過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/04/02(木) 17:32:49.34 ID:RpzwNEHw0
夕「比企谷君たちには、いずれは話そうと考えていましたよね」
昴「そうだけど・・・・・・」
夕「それとも今日はやめておきます?」
昴「いや、任せるよ」
ここで話を切られても、重大な何かがありますって宣伝しているものだ。
仮に話を切ったとしても、俺は見ないふりをするだろうし、
雪乃も態度を変えることはないだろう。
でも、弥生の顔色を見ていると、どうも俺の懸念は考えてはいないように見えた。
ここまで話したから話の流れで話を進めるというよりは、
姉に背中を押されたから決心できなかったことにようやく決心できたという方が
正しい気がした。
夕「どこから話せばいいのか迷ってしまうのですが、手近なところからお話ししましょう」
そうゆっくりとだが、しっかりとした口調で語りだす。
俺達は軽く頷き、聞く意思を示した。
夕「ありがとうございます。
・・・・・・まず、昴がケーキを頼んでいないのに気がついたかしら?」
雪乃「ええ、気が付いていました」
俺も首を縦に振って肯定する。
雪乃「甘いものが苦手だったのかと」
八幡「いや、弥生は・・・、昴は甘いものが好物だって言ってたと思う。
由比ヶ浜が美味しいケーキ屋について話していたときに昴もケーキが好きだって
言ってたと思うし」
昴「よく覚えてるね」
八幡「たまたまだ。・・・たしか昴が紹介してくれた店に行ったはずだからな」
昴「どうだった?」
昴が間髪いれずに店の事を聞いてくる。
それを聞いて夕さんは話がそれていると瞳で注意を促す。
けれど昴は夕さんの意向を踏みつぶして話を続行するようである。
おそらく昴はいまだ決心ができていないのだろう。
ならば・・・・・・、俺は夕さんに向かって一つ頷いてから昴の話にのることにした。
八幡「ん? 美味しかったと思うぞ。雪乃も好きな味だって言ってたはずだし」
雪乃「ええ、たしか歯科大の近くのレストランだったわね」
雪乃も俺の意図に気が付き、話に合わせてくる。
もはや夕さんも納得したようで、もう何も語ってはこなかった。
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