過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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804:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2015/04/16(木) 17:33:51.55 ID:sScYBCVF0
八幡「それで構わないぞ。だったらラーメン食べた帰りに買って帰るっていうのはどうだ。

   もちろん買ってすぐに食べると熱々でサクサクなうえにジュワジュワで最高だから、

   二、三個はデザート代りで食べられるぞ」

結衣「それは、ちょっと・・・・・・」

小町「さすがにお兄ちゃんの妹でもある小町でも、

   そのチョイスは女の子の事をわかってないと言わざるを得ないよ」


 俺の最高の提案に賛同するばかりかげんなりしている姿に、

俺は幾分ショックを隠せないでいた。

 ラーメンで油で、唐揚げでも油。どう考えたって最高の組みわせだろうに、

これにどこが問題があるっていうんだ。


結衣「あたしはちょっとカロリーが気になるっていうか、

   食べ過ぎはよくないって思うなぁ」

小町「そうだよお兄ちゃん。美味しいものを食べ過ぎていると太っちゃうよ。

   ただでさえ雪乃さんの料理は美味しいんだから、このままの食生活が続くと、

   きっと太るよ・・・・・・・、ん? でもなんだかお兄ちゃんの体、

   引き締まってきてないかなぁ・・・・・・・んん?」


 両手に皿を持っているせいで小町が俺の体をなめるように観察していく姿は

直接見えはしないが、それでも視線で体を舐めるように這わせられては、

こすばゆいったらありゃしない。しかも、ついには手で直接触ってくるなんて。

……お兄ちゃん、禁忌さえも乗り越えてしまいそうだ。


八幡「ちょっと小町やめろって。料理運んでいる途中なんだし、落としたら危ないだろ」

小町「ちょっと黙っててよ。結衣さん、この脚触ってみてください」

結衣「え? どうして?」

小町「いいから触ってみてくださいって」

結衣「うん、まあ、ごめんねヒッキー。失礼しま〜す」


 由比ヶ浜は小町に手をひかれて俺の太ももからふくらはぎまで触ってその感触を

確かめる。最初は恐る恐るって感じだったのに、数秒後には大胆に触りやがって。

こっちが動けないのをいい事におもちゃにしやがって。あぁ、俺の体が汚れちゃう……。


結衣「うそ、ヒッキーいつ筋トレしてるの?」

八幡「別にトレーニングなんてしてねえけど」

結衣「うそだぁ、だって脚の筋肉しっかりとついてるじゃん」

八幡「だから特別なにかトレーニングとかしてるわけじゃないって」


 疑惑の追及をやめない由比ヶ浜は引き下がろうとはしない。

それどころか疑惑がますます深まっていくようでもあった。


小町「たしかに高校の時から自転車通学してたけど、

ここまでの筋肉はついていなかったと思うんだよなぁ」


 なおも遠慮もなくぺしぺし脚を叩きながら呟く。

 最初に見せていた恥じらいはどこにいったのかなぁ……。



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