過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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836:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2015/04/30(木) 17:35:50.21 ID:X2mOQ2ue0

一応自爆行為をしたのは雪乃だけあり、軽傷?だった俺の方が雪乃より先に

立ち直れたのは当然だったのかもしれない。

このまま沈黙を続けるよりは、なにか会話をしていた方が雪乃も回復が早いと

ふんだ俺は、夕さんが言いかけたままでいた事を聞くことにした。


八幡「色々話を脱線させてしまってすみません。

   それで、先ほど言っていた昴に奢ったマッカンなんですが、

   どういう意味合いがあるんですか?」


俺の復帰に、夕さんは顔色を変えることなく応じてくれる。

先ほどの夫婦漫才さえも見なかった事にして話を再開してくれたのは、

雪乃よりダメージが少ないといっても、とてもありがたかった。


夕「それはですね、比企谷君が昴が安心して食事ができる空間を作り上げていたと

  考えることができることです。

  もちろん食事そのものはまだ未経験ですが、警戒していた甘いコーヒーを

  自分から飲んだことは、私からすれば驚くべき事態なのです。

  そうですね、ちょっとだけ妬けてしまいましたね」

八幡「・・・それは、友情っていう意味でよろしいのでしょうか?」

夕「ええ、そうですね」


夕さんはさも当然という顔で答えてくれた。

そこには他の意味合いなど含まれてはいないようであり、

俺は心の中でゆっくりと胸をなでおろした。

これは、一応確かめなければいけない事項である。

いや・・・、ないとは思うのだけれど、

海老名さんと同類の腐女子っていう可能性は捨てきれなかった。

そもそも腐女子の存在を考えてしまう事自体が

海老名さんの影響を受けている証拠だが、まあ一応用心ってことだ。

とはいっても、そんな用心をする事自体が悲しい事であり、

また、用心しなくてはいけない事自体が俺自身が正しい道を歩いているか不安に

させてしまうものであった。

まあ、俺がアブノーマルなわけがない。

そして、そんな嫌疑がかかったとしたら、雪乃が黙っちゃいないだろう。



第47章 終劇

第48章に続く




おまけという名の妄想



八幡「ずっと前から好きでした。俺と付き合って下さい」

海老名「ごめんなさい。今は誰とも付き合う気がないの。

   誰に告白されても絶対に付き合う気はないよ。話終わりなら私、もう行くね」




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