過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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837:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2015/04/30(木) 17:36:45.87 ID:X2mOQ2ue0





雪乃「・・・・・・あなたのやり方、嫌いだわ。うまく説明できなくて、

   もどかしいのだけれど・・・・・・。あなたのそのやり方、とても嫌い」

結衣「ゆきのん・・・・・・」

雪乃「・・・・・・先に戻るわ」

八幡「ちょっと待てよ」

雪乃「なにかしら? 今はもう話す事はないわ」

結衣「そ、そうだね。いったん頭を冷やすっていうか、あ、あたしたちも、戻ろっか」

八幡「・・・・・・そうだな」

結衣「いやー、あの作戦は駄目だったねー。確かに驚いたし、

   姫菜もタイミングのがしちゃってたけどさ」

八幡「そうか? あれを待っていたような気がしたけどな」

雪乃「え?」

結衣「けど、うん。結構びっくりだった。一瞬本気かと思っちゃったもん」

八幡「んなわけないだろ」

結衣「だよね。あはは・・・・・・、でも。・・・でもさ、

   ・・・・・・こういうの、もう、なしね」

八幡「あれが一番効率がよかった、それだけだろ」

雪乃「由比ヶ浜さんはそういうことを言っているのではないのよ」

八幡「わかったよ。でもな」

雪乃「なにかしら?」

八幡「言わせてもらえば、この中で一番葉山に近い由比ヶ浜が葉山の異変に気が付いて

   いなかったのって、なんなんだろうな? お前一応は友達なんだろ?」

結衣「ヒッキー?」

八幡「しかも、海老名さんとも友達なのに、ぜんっぜん気が付いてやってもいない。

   海老名さん、葉山に戸部のこと相談していたぞ。告白されたくない。

   今の関係を壊したくないってな。だから葉山が不自然な行動をしていた。

   だから俺達のサポートを邪魔するような事をしていた」

結衣「ほ、本当に?」

八幡「ま、三浦あたりはなんとなく気が付いていたみたいだけどな。気が付いていないのは

   由比ヶ浜、お前だけだったよ」

結衣「そんな・・・・・・」

雪乃「比企谷君、仮にその事が事実であったとしても由比ヶ浜さんに言いすぎよ。

   あなたは気がついていたかもしれないけれど、私たちに相談も報告もしなかったじゃない」

八幡「そうか? もし相談していたら、何か解決策を出してくれたか?」

雪乃「仮の話をしてもしょうがないじゃない」

八幡「そうだな。もう結果は出てしまってるしな」

結衣「ごめんね、ヒッキー。あたしのせいだ。あたしが気がついていたらヒッキーに辛い目に

   合わせることなんてなかったよね。ごめんね」

雪乃「由比ヶ浜さん。あなたが謝る事はないわ。もし落ち度があったとしたら、

   それは奉仕部全体の問題よ」



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