過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
↓
1-
覧
板
20
906
:
黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/06/11(木) 17:34:38.71 ID:arGFvPfV0
結衣「えぇ〜、あたしがヒッキーになにか影響与えたってこと?
でも、そうおもってくれるんなら嬉しいかも」
八幡「安心しろ由比ヶ浜。お前は俺の結婚観になんら影響を与えていない。
だから悪影響を与えたかもって悩む必要はないぞ」
結衣「それはそれでやな感じ」
え? なんでふくれっつらなんだよ。
俺はさりげなぁく由比ヶ浜のフォローをしてあげたっていうのに。
雪乃「由比ヶ浜さん。一応最期まで八幡の言い分を聞いてみましょう。それから刑罰を
……、いえ考えを改めさせても遅くはないわ」
結衣「そうだね」
って、おいっ。笑顔で同意してるんじゃないって。
しかも雪乃のやつ、なんかぶっそうな発言までしてるしよ。
八幡「え〜、そのだな、話続けた方がいいのか?」
雪乃「ええ、お願いするわ」
八幡「そうか。じゃあ進めるぞ。俺に間違った方向に影響を与えてしまった人物とは、それは
やっぱ平塚先生だな。本来ならば主夫を目指すのなら年上の女性と結婚すべきなんだよ」
雪乃「それはどういうことかしら? 別に同い年でも、
年下であっても主夫になることは理論上では可能なはずよ」
八幡「たしかに雪乃の言う通り理論上は可能だ。だがそれだと可能性が低くなってしまう」
雪乃「誰を選んだにせよ、可能性は低いままだとは思うのだけれど……」
聞こえてますよぉ、雪乃さん、ぼそっとぎりぎり聞こえる声で言っているみたいだけど、
はっきりと聞こえてますからねぇ。だが、雪乃によるストレステストを毎日受けている俺
からすれば、まだ問題ない。だから俺は聞こえないふりをして話を続けることにした。
八幡「考えてみてくれ。年上の女性なら俺よりも先に就職しているから収入も安定していて、
生活の不安が小さい。だから、その安定した生活に俺が主夫として加わったとしても、
俺が家庭から妻を支えれば、より安定した生活を送れるはずだ」
雪乃「色々と疑問に思う点が散見しているのだけれど、
問いただしても無意味だろうから話を進めてもいいわ」
八幡「おうよ」
でも、こめかみに手をあてて首を振るのは、ちょっとばかし心に突き刺さるのでやめて
いただけないでしょうかね。でもでも、八幡はめげないからねっ。
八幡「でもな、この最高の道筋も平塚先生のせいで考えないようにしてしまっていたんだよ。
俺の周りにいる身近な年上女性っていったら平塚先生くらいだからな。今では俺が
もっと早く生まれていれば惚れていたと思うけどな。でも最初の印象が悪すぎた。
俺に警戒心を刷り込んでしまったんだよ」
雪乃「そ、それは認めざるをえないかもしれないわね。悔しいのだけれど。
それはそうと、今は平塚先生に惚れてはいないのでしょうね?」
冷房の温度設定がマイナスに反転し、凍える冷気が俺に噴きつける。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/1496.81 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている ) -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1401353149/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice