過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/06/18(木) 17:30:47.26 ID:vyxJT6kE0
八幡「そりゃあなりますよ。どうして罠だって気が付けなかったんだって鋭くえぐってくるで
しょうね。でも、雪乃も俺も嘘をつく方がよっぽど辛い。だから正直に話すんです」
おそらく俺の選択肢は陽乃さんの選択肢にはなかったのだろう。いや、ないことはないか。
あることはあっても可能性が低い選択肢だったのだろうな。
だからこそあの陽乃さんが驚いているわけで。
陽乃「わかった。わかりました。私の負けです」
八幡「そうですか。わかってくれましたか」
陽乃「ええ、私の完敗よ。悔しい事にね」
八幡「じゃあその写真、消してくれますよね?」
陽乃さんは俺の顔と胸元で抑えている携帯を見比べると、
にっこりと最上級の笑顔を浮かべ、はっきりとした口調で告げてきた。
陽乃「いやよ」
はい?
この流れからすると、負けを認めた陽乃さんが快く写真を消すんじゃないんですか?
八幡「あの、もう一度聞いてもいいですか?」
陽乃「ええ、どうぞ」
八幡「その画像……」
陽乃「その画像って?」
八幡「だから、陽乃さんが俺にキスしてきた写真ですよ」
陽乃「ええ、わかってるわよ」
八幡「わかっているなら聞き返さないでくださいよ」
陽乃「ん? ごめんね。だって比企谷君があまりにも面白い顔をしているから」
誰のせいです。誰のっ。
八幡「あいにくこの顔はデフォルトでこうなっているものですんで」
陽乃「そっか、そうだったわね。それでなにかな?」
わかってるくせに聞き返してくるなよ。……はぁ、絶対この後の展開って、
俺が想像する通りになるんだろうなぁ……。もちろん考えたくもない事態という意味で。
八幡「さきほど不意打ちで撮ったキスしているところの写真を消してくださいと言ったんです」
陽乃「うん、わかってるよ」
八幡「だから、わかってるなら聞き返さないでくださいよ」
あれ? なんかループしてね?
八幡「はぁ……、だからそのキスの写真消してくださいって」
陽乃「うん、だから、いやよ」
八幡「へ?」
体力を削り取られすぎたのか? なんか陽乃さんが拒否したような気がしたんだが、
きっと聞き間違いだよな。
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