過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2015/08/27(木) 06:15:37.49 ID:VmY0mOfo0
雪乃「別に呼び方をその場その場で使い分けている人はお母さんに限らず
たくさんいると思うわ」
陽乃「使い分けている人はたくさんいるでしょうけど、お母さんほどその落差ともいうの
かしら? 呼び方によって感情の込め方が違う人はいないと思うわ」
うわぁ……、これ以上は聞きたくねえな。だいたい予想はできるけど、
聞いてしまったら生きては帰れないっていうか。
陽乃「そうね。雪乃ちゃんは、お母さんがお父さんと二人っきりの時の呼び方って知ってる?」
雪乃「名前で呼び合っているのではないかしら? 私たちの前ではいつも名前だし」
陽乃「お父さんはお母さんの事を名前で呼んでいるみたいだけど、お母さんは違うわ」
陽乃さんがわざとらしくそこで言葉を止めるものだから、
俺も雪乃も場の雰囲気にのまれて無意識に唾を飲む。
それだけあの女帝がどう変化するかを知るのが怖かった。
そして、もしあの女帝がデレるのであったら、
この人こそが地上最強のツンデレであると、俺は命をかける事が出来た。
陽乃「お母さんはね。お父さんの事をあだ名で呼ぶのよ」
雪乃「あだ名?」
陽乃「そうあだ名。お母さんは…………」
この後の事は俺は覚えてはいない。
由比ヶ浜がスーパーから戻って来たら、俺も雪乃も放心状態であったらしい。
それでも雪乃は俺よりも早く立ち直り、精神を保つためにパーティーの準備を進めていたとか。
一方俺はというと、パーティーが始まる直前に平塚先生が来るまで意識がとんでいたみたいだ。
幸いなのかわからないが、女帝が親父さんをどう呼んでいるかっていう記憶は、
俺の中では封印され、思いだす事が出来なくなっていた。
第60章 終劇
第61章に続く
第60章 あとがき
すみません。もうしばらく更新時間が不安定になります。木曜更新は維持する予定です。
暑い……。冬はまだ来ないのでしょうか? 迷子センターにいますかね……。
来週も木曜日にアップできると思いますので
また読んでくださると大変嬉しく思います。
黒猫 with かずさ派
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