過去ログ - はやり「麻雀部限定、全国高等学校大食い選手権(1回戦)だぞっ☆」
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/01(日) 01:09:48.65 ID:boJdpvz+0

絹恵(なつかしーなぁ、おねーちゃん、もやしみたいに細かったくせに、私を守ろうとしてけんかしてくれることあったなぁ)

絹恵(いつもいつも、自分自身より私のことを考えてくれてた)

絹恵(やさしかったなぁ)

絹恵(お姉ちゃんとなら、どこまででも行けるような気がした)

絹恵(あ、そういえば…)

   ぽやや〜ん

ーーーーー
ーーー



小6洋榎「バクダンからあげ定食、ダブルでください!!」ドーン



絹恵(私が小5のとき、おかんと大ゲンカして、2人で家出したことあった)

(ケンカの原因は覚えてないけど、とにかくメチャクチャ怒ってて、何にも持たないで二人で家飛び出したんだ)

(すごく歩いて、隣町の公園で、暗くなってもブラブラしてた)

(でも、おなかが減って減って、目が回りそうになったとき、おねーちゃんが言った)


小6洋榎「絹ぅ、からあげ食いたないか?」

小5絹恵「からあげ? 食いたい…」ジュルリ

小6洋榎「食わしたるで」

小5絹恵「え、でもお金ないやん」

小6洋榎「いや、実は少し金持ってるんや」

小5絹恵「ええ、なんやそれ、そんなら早く言ってやー!」


(金持ってるいうのは嘘やった。おねーちゃんは、とにかく、なんでもいいから、私に食事をさせたかったのかもしれない)

(駅前の小さな定食屋さんに入って、二人で食べたバクダンからあげ定食・・・)

(おいしかったなー、大人用なのに2人とも完食した)

(そんで、そこのお店の人に電話してもらって、おかんが車で迎えにきた)

(あの時、私は怒られた覚えがない)

(でもおねーちゃんが怒られてた光景は覚えてる)

(おねーちゃんは、うちが絹を連れ回しただけやぁ言うて、私をかばった)

(何があっても、どんなときも私を守ってくれたおねーちゃん…)


(私、何を下らんことで悩んどったんだろう)

(おねーちゃんがたとえうそついても、だましても、私は変わらない)

(何があっても)

(何が起きても)


(私は、おねーちゃんのことが、好き)




グッギュウルルルルルルルルゥゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜





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