過去ログ - 加蓮「サイレントヒルで待っているから。」
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◆rmJj/GnS6I
[saga]
2014/06/19(木) 22:28:34.41 ID:l4RsAl3SO
さっきは難なく歩いてきた道が今は遠く感じる。
今の状況で襲われたらとてもじゃないが持たないだろう。
焦りと恐怖からくるストレス、そして小さくも鳴り続けるノイズにプロデューサーは気が狂いそうになりつつあった……
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ようやくマンションに辿り着いた時には、プロデューサーの息は絶え絶えだった。
体力では余裕があるかも知れないが精神的には恐ろしく疲れたのだ。
額に脂汗を浮かべながらプロデューサーは鍵を鍵穴に差し込んだ。
一瞬、鍵穴のフチに引っ掛かって開かない、と考えそうになったが鍵はしっかり根本まで刺さった。
安堵のため息をついてプロデューサーは鍵を回した。
がちゃり、と音がして鍵穴が回る。
すかさずドアノブを回してプロデューサーは急いでマンションに入った。
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