過去ログ - 加蓮「サイレントヒルで待っているから。」
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54: ◆rmJj/GnS6I[saga]
2014/06/11(水) 00:01:13.54 ID:eAkfBYRSO
「しかしこれからどうしたものか……ん?」

プロデューサーは地図を眺めて何か違和感を抱いた。
ホテルの場所だけが赤く縁取られているのだ。
まるで此処に行け、と命じているように。

こんなのさっきの地図にあったかな、と首を捻りながらプロデューサーは悩んでいても埒が明かない為仕方なくホテルに向かうことを決めた。

その時だった。

沈黙を突き破るように携帯が鳴り響いた。

プロデューサーは驚いて画面を見たが霧がかかったかの様に見えなくなってしまっており、誰からの電話かさっぱり見当もつかなかった。

プロデューサーは渋々電話に出た。

「もしもし。」


「……サー!……るの!?………………」

だが聴こえてきたのはまたも耳障りなノイズだった。

「はぁ?すいません、よく聞こえないのですが……」

「!…………!!…………」

壊れてしまったのか、と思い心の中で謝りながらプロデューサーは通話を切った。

「ふう……」


プロデューサーがため息をついた瞬間、またもや耳障りなノイズが走った。


「何なんだよ……」

プロデューサーが携帯の電源ボタンを押そうとした時、ノイズの音が急に大きくなった。

そしてノイズが大きくなるのと同時にゴム状の化物が霧の中から現れた。






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