過去ログ - 加蓮「サイレントヒルで待っているから。」
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71: ◆rmJj/GnS6I[saga]
2014/06/14(土) 09:09:01.13 ID:y49Gy8SSO
「さて、何処に行ったものか……」

プロデューサーが呟きながら地図を見た時、視界の隅に何か動く物が映った。

また化物!?

プロデューサーが何か見えた方向に向かって身構えた。

……ぴょんぴょん、と剽軽に跳ねるカマドウマが居ただけだった。

拍子抜けしたプロデューサーは動く事も忘れてただ、ぼーっとカマドウマの動きを眺めた。

カマドウマはがさがさ、と動きつつもたまに思い出したかのようにぴょん、と跳ねている。

別にこれ以上眺めた所で何も無さそうだし、コイツは化物じゃ無さそうだな。

プロデューサーはそう考えると地図に目を戻そうとした。

その時、カマドウマの姿が消えた。





プロデューサーは地図から目を離しさっきまでカマドウマが居た場所を見た。


居なくなっている。

一体何処に……?

やっぱりアイツも化物なのか?


疑心暗鬼になりながらもプロデューサーはカマドウマが居た場所まで恐る恐る向かった。

「ん?」

かなり色の剥げたドアを見つけた。

「この中に入ったのか。」

プロデューサーはそう呟くとドアノブに手をかけた。

ドアノブは難なく回り、ドアが開いた。

中は暗くてよく見えない。

「……どうしようか。」


プロデューサーは少し悩んだ後何か手懸かりがあるかも知れない、と思って部屋の中に入った。






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