過去ログ - 艦これSS投稿スレ2隻目 -SS速報VIP

過去ログ - 艦これSS投稿スレ2隻目

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996:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/05(金) 00:58:21.85 ID:gWx1p/Gqo

「ん……ふっ……」

舌先で一日の疲れを溜めこんだ陰部を"お掃除"しながら、駆逐艦娘三日月は自分が正気でないことを自覚していた。
雄の匂いを強烈に溜め込んで蒸れた陰茎にすっかり発情しきった自分の浅ましい息がかかる度、
あるいは瞳を細めて百年越しの逢瀬を味わうキスの如く舌を押し付ける度、背徳と官能に酔った。

イケナイことをしている。
そう思うと瞳の奥は細くなり吐息はもっと熱く、余計に思考がぼんやりしてしまう。
行為を続けるうちに硬く勃起した肉棒の先端から先走りが漏れ、
着実に近づく射精の時に伴って精液の匂いが鈴口から立ち込め始めた。

(ああ……また"ダメ"にされちゃう……)

毛布と机の下に充満する発情臭に頭の中までを蕩かされ、すっかり茹だった思考のまま行為を続ける。
くてっと頭を倒したまま片手で口元の陰茎を抑え、もう片手をきゅっと閉じた両脚に挟み込む。
股の間から響くのは、くちくちという、液量の少ない粘着物が小刻みに接着と剥離を繰り返す独特の水音だ。

(はやくっ……はやくなりたい。"ダメ"になりたいっ……)

同じところだけを執拗に弄るだけの単調で拙い動きだった。
このいやらしい秘密の遊びと"ダメ"になる感覚を味わう作業は、つい最近になって見つけたものに過ぎない。
秘部のいじり方をまだよく知らない三日月にとってはその単調な動きが唯一気持ちいい場所と触り方だった。
快感を知ったばかりの少女は手を止められない。小刻みに素早く、必死になって快感を貪る。そして

「っっ――――！」

しばらく経って、三日月はキュッと瞳を伏せ、両足をきつく閉じた。
ふるり、と身体が震えると脱力が襲った。その絶頂はとても軽いが性的快感に慣れない三日月を放心させるには十分だ。
荒い呼吸が机と毛布の下で溜まりこんだ二酸化炭素と、そして揮発した先走りと唾液の淫臭を吸い込ませていく。
三日月は、薄っすら開けた瞳で掴んでいる陰茎を呆と眺め、またおもむろに舌先を伸ばした。

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