過去ログ - 艦これSS投稿スレ2隻目 -SS速報VIP

過去ログ - 艦これSS投稿スレ2隻目

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997:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/05(金) 00:58:58.92 ID:gWx1p/Gqo

一度の絶頂である程度は満足できたのだろうか。あるいはこれ以上長引かせるのはまずいと判断したか。
色々な思考が蕩けきった雌の意識下で出したのは、次の絶頂で満足して終わろうという結論だった。
そしてそれにはとっておきの大好きで"ダメ"になっておきたい。

(……はやくだしてくださいね)

頭を起こして膝立ちになり、下からのぞき込むような姿勢で自慰と奉仕を開始する。
舌の腹で圧迫し、裏筋を垂れ落ちるカウパー腺液を舌先で掬い取り、母乳を欲しがる乳児のように吸い付く。
薄く開けた瞳の奥で金色が細く輝き、熱に浮かされたまま愛しそうに奉仕する。

(あっ。硬くなってぴくぴくして……)

そうして三日月は射精の気配を敏感に感じ取る。
秘密の遊びに夢中になってから僅かに一月も立っていないが、三日月は正確に察知できていた。
そも、この秘密の遊び自体、仕事疲れの提督が睡眠中に勃起しているところを目撃したのが発端で。
一目見て、嗅いで、触れて、濃厚な雄の存在感に幼い彼女が下腹を甘く疼かせたのが原因だった。
自らを背徳の虜にした、滾る雄の本能を凝縮した存在に気付かないはずはない。
提督の腰が跳ねた。三日月は握りしめた肉棒の先端を小さく咥え込んで優しく吸い上げる。
規則的な脈動の度、カリ首を咥えた唇の内側へ、鈴口に添えられた舌の上へ、どくどくと白い濁流が注ぎ込まれていく。

「ん、ぷっ……」

勢い溢れる精液がほんの少し口の端から零れ輪郭を伝った。それさえも、今の三日月には恍惚の一部に過ぎない。
提督が鎮守府の運営に必死で、働き詰めなこともあって[田島「チ○コ破裂するっ！」]の時間も取れないことを三日月は知っている。
むしろそうさせているのは三日月だった。自分自身や他の艦娘を使って妨害している。
溜めに溜めた男の本能の塊に、三日月の性感は一瞬で昇りつめていく。

(すごい、いやらしい味……。あ、ダメ……男の人の匂いで、なにも考えられなく……)

ぶるっと肩を震わせて、三日月は絶頂した。
強烈な雄の匂い。それとは別の生臭さ。とても濃い粘液はもはや糊に近く、外気に触れれば湯気が立つほど熱い。
そんな噴出する熱い精液を吸い出し、あろうことか飲みこみ、自分の臍の下に溶けて疼きの元凶に沁み込む想像をする。
とても憚られる淫乱な自分を肯定して、いやらしい思考の空白に身を任せて身体を震わせる。
最高の絶頂を味わって三日月は意識を弾けさせた。
普段強く律している自分自身が完全にダメになったと理解する瞬間だった。

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