過去ログ - ことり「体育倉庫で二人きりになるおまじない……?」
1- 20
70: ◆uediOOB0wc
2014/05/31(土) 13:57:15.96 ID:VV5Ndr/SO
普通に考えて、娘がいつまでも帰ってこないとなれば南家も高坂家も警察に届け出るだろう。

それにことり達が何をしていたかを知っている海未もいるのだ。
遅くとも明日には助けがくるはずである。

以下略



71: ◆uediOOB0wc
2014/05/31(土) 14:01:34.26 ID:VV5Ndr/SO
天井には、相変わらず今にも消えそうな電球。
戸が閉まった以上、この電球が消えてしまえば倉庫は真っ暗になる。


そして床に目を向けたとき、ことりは自分のポーチに気づいた。
以下略



72: ◆uediOOB0wc
2014/05/31(土) 14:04:44.96 ID:VV5Ndr/SO
ことりは覚悟を固める。


ことり(穂乃果ちゃんは今は落ち着いてるけど、いつまでそれを保てるかはわからない。ことりが穂乃果ちゃんを支えてあげなきゃ……!)

以下略



73: ◆uediOOB0wc
2014/05/31(土) 14:06:52.87 ID:VV5Ndr/SO
【SIDE : 高坂穂乃果】




以下略



74: ◆uediOOB0wc
2014/05/31(土) 14:08:46.66 ID:VV5Ndr/SO
体育倉庫は、中にずっといるにはなかなか辛い環境だった。

空気は乾燥していて喉が渇くし、風通しも悪い。
しかも先程までの騒ぎで、空中に埃が舞っている。
深呼吸なんてしようものなら、たちまち埃を吸い込んでしまうだろう。
以下略



75: ◆uediOOB0wc
2014/05/31(土) 14:10:23.54 ID:VV5Ndr/SO
当のことりの様子を伺うが、ことりは穂乃果の隣に座って俯いたまま動かない。

先程の会話からして、ケータイを持ってこなかったのが自分の責任だと思ってしまってるようだ。


以下略



76: ◆uediOOB0wc
2014/05/31(土) 14:13:40.12 ID:VV5Ndr/SO
穂乃果が途方に暮れていると、ことりが急にガバッと顔をあげた。


ことり「……」

以下略



77: ◆uediOOB0wc
2014/05/31(土) 14:23:16.24 ID:VV5Ndr/SO
見栄を張ろうとしただけに恥ずかしい。
羞恥で顔が熱くなるのを感じる。


ことり「そっか。あのね、クッキーならポーチの中に入ってたけど……よかったら食べる?」
以下略



78: ◆uediOOB0wc
2014/05/31(土) 14:25:58.75 ID:VV5Ndr/SO
穂乃果「ううん!ことりちゃんは穂乃果の命の恩人だよ、救世主だよ!!」



《この状況に陥ったのもことりのせいなのだが、穂乃果は当然そのことを知らない。
以下略



79: ◆uediOOB0wc
2014/05/31(土) 14:29:21.78 ID:VV5Ndr/SO
穂乃果「うー……」

ことり「ちょっと待って、今ウェットティッシュ出すから……」

穂乃果「そうだ!ことりちゃんが食べさせて!」
以下略



80: ◆uediOOB0wc
2014/05/31(土) 14:32:13.21 ID:VV5Ndr/SO
そのまま、ことりが穂乃果にクッキーを食べさせる時間がしばらく続き……。


穂乃果「いやぁ美味しかった!ことりちゃん大好き!!」

以下略



145Res/70.95 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice