26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/30(金) 14:32:47.03 ID:3nvN0pIA0
雑巾を言われた通り洗濯機に放り込み勉強机の椅子に座る
「んで話ってどうしたの?」
「うぇ!?あ、あのね!・・・その・・・」
いきなり振られたことに驚いたのか変な声が出ている
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/30(金) 14:33:15.07 ID:3nvN0pIA0
「あのね・・・実は・・・」
生唾を飲み込みこの後の言葉を今か今かと待ちわびる
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/30(金) 14:33:50.17 ID:3nvN0pIA0
「実はね・・・今日返されたテストひどい結果で・・・今度追試やるらしくて・・・」
「・・・・ハァァァァァ・・・・」
「え!?どうしたの!?いきなりそんな大きいため息!?」
「アハハ・・・いやなんでもないよ・・・」
「え!?なんかすごい暗い!?」
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/30(金) 14:34:22.74 ID:3nvN0pIA0
「てかなんで俺?もっといい人いっぱいいるじゃん」
「そ・・・それはぁ・・・察してよ・・・」////
顔を赤くして上目遣いとかやめてくれまた勘違いしそうだ
「あー・・・お前ともだちいないの?」
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/30(金) 14:34:49.33 ID:3nvN0pIA0
そして1時間後
「いやぁ・・・あきらって頭いいよねぇ・・・羨ましいよぉ・・・」
「そりゃ毎日勉強してるからな」
「私も愛日勉強してみようかな・・・」
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/05/30(金) 14:36:33.54 ID:3nvN0pIA0
>>30
×愛日
○毎日
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/30(金) 14:37:04.78 ID:3nvN0pIA0
「ねぇあきらぁ・・・」
「なに?どこわかんないの」
「・・・そうじゃ・・・ないの・・・」
「え・・・?」
「なんであきらはそんなに優しいの?」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/30(金) 14:37:35.14 ID:3nvN0pIA0
反則だろ・・・多分嘘は一切ない
あーかっこわりぃ・・・・顔真っ赤で口元ニヤケちゃう
というかなんでいきなりこんなこと!?
「私ねあきらのそういうとこ好きだよ」
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/30(金) 14:38:12.16 ID:3nvN0pIA0
とても緩やかな風に風鈴がなり涼しい気分になると同時に沈黙をよりいっそ引き立たせた
俺の心音が相手に聞こえてるんじゃないかというくらいにバクバクとせわしなく動く心臓がこれまた恥ずかしい
彼女はなんて言おうか言葉を選ぶように唸りながらでも顔は笑顔で
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/30(金) 14:39:20.04 ID:3nvN0pIA0
「私ね・・・あきらの事が好き・・・優しくて面白くて優しいアキラが大好き」
「優しい2個入ってるし・・・でもありがと」///
「だってあきらはそんだけ優しいんだもの」
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/30(金) 14:39:57.65 ID:3nvN0pIA0
彼女は顔を赤くすることもなければモジモジもせず堂々と自分の考えに自信を持って俺に告白してくれた
「俺も・・・俺も君のことが大好きだ」
「うん」
「いつも一緒に笑い合ったりバカやって怒られたりそんな事をしている時間が俺は大好きだ」
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