31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/05/30(金) 14:36:33.54 ID:3nvN0pIA0
>>30
×愛日
○毎日
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/30(金) 14:37:04.78 ID:3nvN0pIA0
「ねぇあきらぁ・・・」
「なに?どこわかんないの」
「・・・そうじゃ・・・ないの・・・」
「え・・・?」
「なんであきらはそんなに優しいの?」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/30(金) 14:37:35.14 ID:3nvN0pIA0
反則だろ・・・多分嘘は一切ない
あーかっこわりぃ・・・・顔真っ赤で口元ニヤケちゃう
というかなんでいきなりこんなこと!?
「私ねあきらのそういうとこ好きだよ」
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/30(金) 14:38:12.16 ID:3nvN0pIA0
とても緩やかな風に風鈴がなり涼しい気分になると同時に沈黙をよりいっそ引き立たせた
俺の心音が相手に聞こえてるんじゃないかというくらいにバクバクとせわしなく動く心臓がこれまた恥ずかしい
彼女はなんて言おうか言葉を選ぶように唸りながらでも顔は笑顔で
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/30(金) 14:39:20.04 ID:3nvN0pIA0
「私ね・・・あきらの事が好き・・・優しくて面白くて優しいアキラが大好き」
「優しい2個入ってるし・・・でもありがと」///
「だってあきらはそんだけ優しいんだもの」
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/30(金) 14:39:57.65 ID:3nvN0pIA0
彼女は顔を赤くすることもなければモジモジもせず堂々と自分の考えに自信を持って俺に告白してくれた
「俺も・・・俺も君のことが大好きだ」
「うん」
「いつも一緒に笑い合ったりバカやって怒られたりそんな事をしている時間が俺は大好きだ」
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/30(金) 14:40:23.77 ID:3nvN0pIA0
彼女の目にはうっすらと涙が浮かんでいた
多分それだけ怖かったのだろう
もし振られたらどうしようこの関係が崩れたらどうしようと
本気で恐怖しそれでも俺に思いの丈を話してくれたのだろう
本当に心の底から嬉しかった
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/30(金) 14:41:19.76 ID:3nvN0pIA0
「よかったぁ・・・よかったなぁ・・・」
「な!?、泣くなよ!!」
「だってぇ・・・本当に怖かったんだもん・・・今の関係が壊れちゃいやだし・・・」
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/05/30(金) 14:42:39.36 ID:3nvN0pIA0
いつもの元気で活発な彼女の姿からは想像もできない姿だろう
安心と嬉しさからくる涙が笑顔に良く映える
彼女のその姿に嬉しさと恐怖を一度に感じた
ここまでも本気で悩んでくれた嬉しさと
もしこれが俺以外の男だった時の恐怖だ
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/05/30(金) 14:43:28.84 ID:3nvN0pIA0
「あきら・・・私は貴方が傷ついた時も嬉しかった時も傍にいてその気持ちを共有し貴方と言う人をこれからずっと愛すことを誓います」
「あやね・・・俺は文寧が傷ついた時も嬉しかった時も傍にいてその気持ちを共有し文寧と言う人をこれからずっと愛すことを誓う」
「よろしくね・・・あきら!」
「あぁ・・・よろしくな、あやね!」
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/05/30(金) 14:44:17.93 ID:3nvN0pIA0
これから始まる2人の物語
多分うまくいかない事もあるだろうけども2人で乗り越えて苦難の道を進んだ先にある幸せを掴み取って見せる
今日もまた風鈴が音を奏でてる
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