過去ログ - 私「その腕が大好きだっ!」少女「気持ち悪い!」
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113: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/06/18(水) 20:57:08.16 ID:teQVs0Js0


「うん、そう、ごめんなさい」

と彼女は申し訳なさそうに謝った、
以下略



114: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/06/18(水) 20:57:46.99 ID:teQVs0Js0


そう、彼女は全く悪くない。

その黒尽くめが悪い、その旧友達が悪い、両親が悪い、関係者が悪い、全てのタチが悪い。
以下略



115: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/06/18(水) 20:58:29.68 ID:teQVs0Js0


だから私が彼女に教えることは一つである。

私が如何に異常であるか、私が如何に逸脱しているのか、
以下略



116: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/06/18(水) 20:59:56.64 ID:teQVs0Js0


教えてあげよう、君はもう二度と戻れない、

右腕は元には戻れない、もう帰ってこない、
以下略



117: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/06/18(水) 21:01:38.51 ID:teQVs0Js0


20―私―

「――伍賀孤児院という家に、俺は居た」
以下略



118: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/06/18(水) 21:03:01.99 ID:teQVs0Js0


私は欠けたものが好きだった。

鉛筆削りによって鋭くなった鉛筆よりも、描くことによって丸まった鉛筆よりも、
以下略



119: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/06/18(水) 21:03:38.89 ID:teQVs0Js0


自分自身が既に欠けているから、他の欠けたものを探し求めたのだろう、

共感共振の馴れ合いで、傷の舐め合いの真似事、
以下略



120: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/06/18(水) 21:04:22.30 ID:teQVs0Js0


21―彼女―

恥ずかしい、余りにも恥ずかしい。
以下略



121: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/06/18(水) 21:04:59.61 ID:teQVs0Js0


いや、それにしても変態過ぎやしないだろうか、

物理的に――『欠けている』人間が、す、きだ、なんて。
以下略



122: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/06/18(水) 21:06:06.63 ID:teQVs0Js0


ああ、なんだか駄目だ。

行き詰まった空間に酸欠状態が続いて頭が妙に熱い、
以下略



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