過去ログ - 私「その腕が大好きだっ!」少女「気持ち悪い!」
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26: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/05/31(土) 20:17:10.97 ID:2peFg9Hy0


「なんで私と向き合って食べているの、貴方達は」

「俺が君と一緒に食べたいから」

にこりと笑ってみせる。

無表情だった眉が一瞬跳ねると同時に表情の限定解除が為された、

友人が見せた不快を表す怪訝な表情のふたつ上を行く代物だったのが残念だ。

「とかいって、もう半分以上食べ終えているじゃない」

言いながらうどんを啜る、若干犬食いのような体勢だったが、

その体たらくですら愛嬌があると思う、愛想はないが。

「ふははは、佐々木ちゃんよこいつは君に惚れているのさ」

とんでもないことを暴露してくれたな、私は興味関心を持っているとはいったが、

告白もその下準備そして私の心の準備すら出来ていないというのに、

彼女は、私を軽く流し目で見てから、


「ふーん」


とどうでもよさそうに呟いた。

私は耳がいい方である、悲しいかなこの聴力。



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