過去ログ - 私「その腕が大好きだっ!」少女「気持ち悪い!」
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◆bZ4I4TB4eY
[saga]
2014/05/31(土) 20:22:22.86 ID:2peFg9Hy0
私は病院が嫌いだったので痛みが収まってもあそこにはお世話にならず、家での療養に専念していた。
食べ物はどうにも喉を通りそうにない。
空腹感がゲージを突破して私に警鐘を鳴らしているが、
私がこういう時に胃が拒否するのを知っている――あの悪夢のような日々を通して知っているのだ。
「――うぅ……あーうぅ……」
寂しい、悲しいよりもそれが先行して私の脳内を覆い尽す。
電灯をキチンと付けて明かりは灯っているはずなのに、目の前は真っ暗のようだった。
寂しいかな、悲しいのかな、私って心元のない人間だとばかり思っていたが、
考えを改める必要があるようだった。
そしてもう一つ。
改める必要性ありの考え。
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