過去ログ - 私「その腕が大好きだっ!」少女「気持ち悪い!」
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52: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/06/01(日) 21:59:13.45 ID:NUrtqHNW0


10―私―

二時限目に入る前に彼女は教室にやってきた。

興味関心を寄せる者、(私含めて)

少しざわつく健全男子と嫌味ったらしい女子軍団が光に集る蠅や蛾に見える。

内心私は安堵していた、良かった、

私の告白で彼女の繊細な心に傷を負わせてしまったのではないかと、内心密かにそう考えて居たからだ。

表情には出さないものの私は胸を撫で下ろしつつ右手に持ったペンを無意味に回す、

この頃で始めた癖だった。

ペンを置いてから窓の外の景色を眺める。

薄く反射した窓の硝子に彼女の姿が見えた。



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