過去ログ - 私「その腕が大好きだっ!」少女「気持ち悪い!」
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80: ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/06/05(木) 21:45:11.33 ID:+jQSePYm0


考えを深く掘り進める中で、――足音。

平日の朝方――先程言ったように、この周囲にはレヴェル、ランクの高い施設が山程、

いや、小里程くらいある。

その条件下でこの動植物園には人が片手で数えるだけで十分な程しか居ない。

だからある種の確信を持って、私は振り返る。

藍色に近い黒髪のボブカット、化粧っ気のない、

しかしそれだけでも人の中心に立つことが出来る美貌を持つ、

二つ程上のサイズを、今日は着ていなかった。

自分自身に合ったサイズ。

白磁の如く清楚な白のワンピースに、髪と同じく藍色と紺の混じったデニムシャツ、

ワンピースと同色の丸々としたバッグが女の子らしさを引き立てていたし、

スタイルの良い、スレンダー寄りの体形に見蕩れた。

そして――隻腕の左腕。

デニムシャツの右腕が目測で肘の辺りで軽く結ばれている。

異質で、一つの神々しさすら感じる、魅惑の美麗が、そこに居た。



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