過去ログ - 教師「お前は一体どうしたいんだ!」 少女「私は……」
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115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/14(日) 03:39:43.57 ID:tIovdjLJ0
だが、と教師は拳を握りしめた。
だからどうした。それが何だというんだ。
教師は目の前のドアを強く見据える。

教師が周囲から迫害されているからといって、それは教師が自分の役目を放棄していいという免罪符にはならない。そんなことをすれば、教師はどうして教壇に立っていられるというのだ。

教員としての最低限度の義務を手放してしまえば、教師は教員としての自分を失ってしまう。それだけはどうしても我慢ならない。
教師は、自分が自分であるために、ここで退くわけにはいかなかった。

決意を込めて踵を返し、応接室を目指して歩を進める。
脳裏をよぎる可能性はおそらく現実のものとなるだろう。そうして、事態は教師の考える最悪のシナリオをたどっていく。

教師(……それでも)

おめおめと引き退がることはだけはできないのだ。



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