過去ログ - 教師「お前は一体どうしたいんだ!」 少女「私は……」
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[saga]
2014/09/14(日) 03:40:33.57 ID:tIovdjLJ0
職員室から応接室は比較的近い。階段を上がって左に曲がり、突き当りを右に曲がればすぐそこだった。
「……! ……!」
階段を上がった時には、廊下まで女性特有の甲高い怒声が漏れ聞こえていた。この距離で聞こえるくらいなのだから、その音量たるや凄まじいものがある。
教師はこれからそれをじかに受け止めなければならないのだ。重い足を引きずるように一歩一歩近付いていく。
とうとう応接室の目の前に立った。ドアの震えが見て取れるような怒気の発散に思わず足が竦む。ぐっと歯を食いしばってノックして、教師は自分の到着を告げた。
「――……」
「あ、ああ、入りなさい!」と女の話を遮った声は教頭か。瞑目する間をひと呼吸だけ置いて、教師はドアノブを回した。
この学校の応接室は、規模に比べていささか広く、調度も立派だった。実のところ、そうして外面だけは並以上に保とうとする神経がいちいち教師の癇に障っているのだが、今はそれは置いておこう。
設えられた革張りのソファの一方に教頭と主任、副担任が並んで座っていた。その対面に、教師を射殺さんかのように強く睨みつける女。
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