過去ログ - 教師「お前は一体どうしたいんだ!」 少女「私は……」
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[saga]
2014/09/14(日) 03:43:25.33 ID:tIovdjLJ0
児童虐待が恐ろしくデリケートな問題であることは論をまたない。それは被害者である子供だけでなく、その親と学校においても同様だ。
世間体や執着・依存心など理由はいくらでもあるが、古今東西を問わず、親なら誰しもが子供との別離を拒絶するものだ。
もし虐待が疑われる家庭に対して、自分たちが矢面に立って相対することを怖れた学校側が、教員の中の誰かを悪役に仕立てあげたら?
虐待への疑惑は学校側の総意ではなく、特定の誰かの強硬な主張によるものだ、と弁明してしまったなら――事態の収拾はほぼ不可能だ。
誰か一人に責任を押し付けてしまったなら、もはや親との対話はその一人を詰り、学校側の不明を詫びるだけの不毛なものにならざるをえない。そうでなくては、そもそも一人の人間に全てを覆い被せた意味がなくなってしまう。
一度そうなってしまえば、その後の学校側のアプローチが功を奏するわけがないのだから。
教師(そんなことをこいつらはやってのけたのだ。まるで無造作に、なんの考えもなく、軽率に……)
歯を噛む教師に教頭は何を思ったのか、額から滝のような汗を滴らせながら釈明らしきものを口にした。
教頭「た、たしかに良い判断ではなかったが、しかたないだろう? 副担任君もまだまだ新人、そう、今年入ったばかりなんだし、そんなに目くじらを立てなくても……」
教師の目の辺りがかっと熱く燃えた。
教師「この期に及んで――」
言い逃れをするのか、という台詞は寸でのところで飲み込んだ。
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