過去ログ - 教師「お前は一体どうしたいんだ!」 少女「私は……」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/31(土) 10:00:52.43 ID:486492iU0
教師(単に友達がいないってんならともかくなあ)

思いながら声をかけた。

教師「他の当番はどうした?」

少女「なにか外せない用事があるらしくて……」

教師「5人全員がか? 偶然って怖いな」

言った教師に少女はくすりと笑った。鈴を転がしたような声。先程来の視線がさらに強くなる。もう慣れたものだったが、さすがにそろそろ鬱陶しい。

男子生徒らに顔を向けると、露骨に怯んで目を逸らす。ビビるくらいなら最初からそんな目で人を見るな、と思うが口にはしない。

1人、副担任だけが口を開く。

副担任「ああ、お疲れ様です、センパイ」

教師「うん。お前達は? 手伝ってやってたのか?」

「は、はい。他の奴らが帰ったらしくて」

「そうそう、それで俺たちが手伝ってやったんだよな」

「もう終わったんで皆で仲良く話してたとこです」

『皆で』と『仲良く』をやけに強調して言った1人に追従するように、他の4人が頷いて笑い合う。しかしその笑みはどこか空々しい。



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