19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/31(土) 15:44:22.02 ID:19hrF8iPo
キリカ「まったく、冗談はよしてくれ 私が織莉子以外を愛するだって? だめだだめだ! ……これは、この呪いは思ったよりも厄介なようだ。ひょっとすると私が織莉子を嫌う世界もあるということじゃないか!」
まどか「あの……?」
キリカ「こうしちゃあいられない。ありがとう鹿目まどか、そしてサヨナラだね」
まどか(なんかいちいちオーバーな人だなぁ。このCDショップに私達以外がいたらきっと、私まで変に見られてたかも……)
と、そこまで思っても、私はちっとも疑問に思わなかった。
私だって魔法少女なんだから、冷静に考えれば何かがおかしいって気付くはずなのに
なんで今、この場所には誰も居ないんだろうって
後になって思えば、それはおかしいってことに慣らされすぎてたせいなんだろうけど
とにかく私はその時、より正確には『目の前の少女のからだが真っ二つに割れる』まで
まったく、これっぽっちも、違和感すら感じていなかった。
まどか「あっ……」
息を呑むということさえ忘れていた。
放心状態になることすら怠っていた。
まるで私の存在だけがひどくノロマなものになってしまったかのように、前触れもなく、世界がぐるりと色を変えた。
幾何学模様のなにかが私のいるデパートを包んでいく。
なんだろうこれ、わからない。
わからないけど、とても懐かしい。
そうだ、私はコレを知って――
ほむら「まだよ、まだ早いわ」
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