過去ログ - School Daysより「素直な気持ちになるために」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/05/31(土) 22:16:52.65 ID:Ob2BSVLt0
そんなことを考えながら、止を背負い、誠は家に着いた。

「お帰りなさい。止、大丈夫だった?」

心配そうな母親の声に、誠は答えた。

「駅の待合室にいた。こいつ、ちゃっかりうどんなんか食べさせてもらってて…。
 おなかいっぱいになって、疲れて、ほら今、寝てるところ」

「あらあら…大変だったわね」

「ううん、平気。それより母さん、止の靴、お願い」

背中の止はすやすやと寝息を立てており、起きる気配はない。

母親は、誠に背負わせたまま止の靴を脱がせ、

誠からそっと止を抱き取ると、起こさないように布団へと運んでいった。

「おにーちゃ…大好き…」

夢を見ている最中なのだろうか、布団に潜りながら、止はつぶやいた。


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