過去ログ - School Daysより「素直な気持ちになるために」
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52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/05/31(土) 22:51:27.40 ID:Ob2BSVLt0
「…すみません、ちょっと、台所と冷蔵庫のもの、お借りしてもいいですか?」

パーティの前に、世界が誠の母親に言うと、母親は笑顔で「ええ」とうなずいた。

「パンと…ハムとかレタスとか、そんなのしか残ってないけど」

世界は「ありがとうございます」と誠の母親に一礼すると、

嬉々とした様子で、台所に入り、なにやら作り始めた。

「おねーちゃ、何してるのかな?」

台所の様子を覗きながら言う止に、誠は言った。

「できてのお楽しみだよ」

「うん!」

待つこと十分少々、世界はお皿一杯に並べたサンドイッチを持ってきた。

「お待たせしましたー」

「おお、すごい、できたてだ」

「わあー、きれいー!」

冷蔵庫にあった残りの食材で、色とりどりのサンドイッチが作られていた。

レタスやキュウリなどは湯通しして温野菜にしたあと、

しっかりクッキングペーパーで水気を取り、ハムやシーチキンと一緒に挟んでいた。

タマゴサンドは、砂糖入りと食塩入りの二種類を作り分けていた。

クリスマスにちなみ、イチゴをスライスしてホイップクリームとともに挟んだ、

イチゴサンドまで作ってあった。


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