過去ログ - School Daysより「素直な気持ちになるために」
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53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/05/31(土) 22:52:23.27 ID:Ob2BSVLt0
止は、迷わずイチゴサンドに手を伸ばした。

「こら、止、いただきますしてないだろう?」

「はむはむ…おいしい!」

夢中になって食べる止の様子を見て、誠も苦笑した。

「じゃあ、改めて…いただきます」

「いただきます」

誠も、真っ先に世界手作りのハムサンドに手を伸ばした。

「…さっきもおいしかったけど、やっぱりできたてが一番だな」

「ありがとう」

世界は、嬉しそうに笑顔で言った。

「でも、本当によくできてるわよねぇ。世界さんって、お料理上手なの?」

という誠の母の言葉に、世界は笑いながら、

「いやあ、これしか得意なのないんです」と答えた。

「でも、こんなにおいしいサンドイッチなら、毎日だって食べられるわよねぇ、誠」

「ホントホント」

「うん!」

誠に続き、止も大きくうなずいた。



世界は、誠と二人きりでいるときとはまた違う、大きな喜びをかみしめていた。



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