過去ログ - School Daysより「素直な気持ちになるために」
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68:1[saga]
2014/06/01(日) 06:11:16.43 ID:XWdq+oHS0
>>67
翌朝になって気がつきました…orz
ご指摘、ありがとうございます。

血も流れないし死人も出ない話だからと、
完全に油断していました…大事ですね、saga。

というわけで、>>42はこれでお願いします。

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ドアの音に、慌てて言葉は立ち上がり、追いかけようとしたが、

父親が肩に手をやって制した。

「離して! 誠君は、私と一緒に過ごすの!」

泣き乱れながら誠に追いすがろうとする言葉の両肩を押さえ、父親は言った。

「お前も旅行の支度をしなさい…今すぐにだ」

「いや!」

「言葉…悲しいけど、あなたは振られたのよ」

母親は、先程とはうって変わり、温かさの中にも悲しみをたたえた眼差しで、言葉をみつめて言った。

「あの子…家族がいる家にまで来て、お断りを入れていくなんて。
 なかなかたいしたものよ。…私の相手をしても、全く怯まなかったし。
 あんな堂々とした子が、言葉の彼氏になってくれたなら…よかったのにね」

「お姉ちゃん…残念だけど、仕方ないよ。
 誠くん、あんなにはっきり言っていったんだもの」

さめざめと泣く姉を気遣って、心もそう言った。

「誠君…」

別れの悲しみは、舞い落ちる粉雪のように、

いつまでも言葉の心につもり続けて…、

言葉は、家族が見守る中、ずっと泣き続けた。

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ダメだ、自分も椅子から転げ落ちるほどに笑えてきたwww


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