過去ログ - 咲「命にかえてもお嬢をお守りします」
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270:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/10(金) 21:28:48.43 ID:iS4lmG+Z0
見知った顔は辻垣内家の者たちだった。
彼らは屋上にいた男たちを全員気絶させて縛り上げ、ヘリの中に投げ込んでいく。

雲雀「連れて行きなさい」

白鷺「はぁ……私の負けね。咲ちゃんに続いて娘のあなたにまで降伏せざるをえないなんて」

降参、といやにあっさりと両手をあげ、白鷺が大人しくヘリへと向かっていく。
雲雀は彼女を振り返った。

白鷺は、自分をじっと見つめていた。
……いや。自分を通り越して、誰か別の人間を見ているような気がした。

雲雀「……母は、元気にしています」

何とはなしに、白鷺に向かってそう呟いた。

白鷺「そう。………アリガト」

彼女の囁くような声が聞こえた瞬間、
ヘリの扉が音をたてて閉められた。


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