過去ログ - μ’s日本昔ばなし『ほの太郎』
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1: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:05:44.94 ID:5eB/GW96o
・タイトル思いついただけで満足したやつ

・短いのでサクッと投下します

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2: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:06:15.98 ID:5eB/GW96o
むかしむかし、あるところにおばあさん2人が住んでおりました。

絵里おばあさんは山へ芝刈りに、希おばあさんは川へ洗濯に。

絵里「かしこい!かわいい!エリーチカ!」ザックザック
以下略



3: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:06:43.53 ID:5eB/GW96o
ところ変わって希おばあさんはというと。

希「うん、洗濯してると心が洗われるね」

すると、川の上流から桶がドンブラコ、ドンブラコと流れてきます。
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/06/02(月) 00:06:46.41 ID:AO5Db7We0
これは賢くないチカァ


5: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:07:17.00 ID:5eB/GW96o
希「なんやこれ……スピリチュアルやね……」

さすがの希おばあさんもこれには困惑。

希「でも、精米すれば久々に銀シャリが食べられるね!」
以下略



6: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:08:20.98 ID:5eB/GW96o
さて、この稲穂がどこから流れてきたかというと。

実は川の上流には米農家があったのです。

あるったらあったのです。
以下略



7: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:08:56.98 ID:5eB/GW96o
見ると、農地の一部に金色の稲穂が生えている地帯があるではありませんか。

凛「わあ、キレイだにゃー。これ、食べられるのかなあ?」

花陽「ダメだよ凛ちゃん!こんな怪しい稲穂はお米とは認めないよ!」
以下略



8: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:09:28.61 ID:5eB/GW96o
花陽は桶に金色の稲穂を詰め、川に流してしまいました。

花陽「さ、凛ちゃん、帰ってお米食べよ?」

凛「わーい!おいしそー!」
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9: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:10:29.47 ID:5eB/GW96o
そんな理由で流れてきた稲穂を持ち帰り、絵里おばあさんに見せます。

希「こんなん流れてきたんよ、今日はおいしい白米が食べられるよ」

絵里「ハラショー!新米の季節だし嬉しいわね」
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10: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:11:17.11 ID:5eB/GW96o
???「熱いよー!熱いよー!」

のぞえり「!?」

なんと、お釜の中から子どもの泣き声がするではありませんか。
以下略



11: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:11:52.59 ID:5eB/GW96o
慌ててお釜の蓋を開けると、なんとそこには可愛い女の子がいました。

???「出してー!早く出してー!ファイトじゃどうしようもないよー!」

慌てて火の付いたお釜から女の子を取り出すと。
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12: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:13:01.11 ID:5eB/GW96o
希「女の子なのに太郎……?」

ほの太郎「便宜上だよっ!」

絵里「ハラショー……」
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13: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:14:27.78 ID:5eB/GW96o
ほの太郎は自然におばあさん2人の家に住み着きます。

最初こそ可愛かったほの太郎でしたが、徐々に自堕落の限りを尽くすようになりました。

ほの太郎「ゆきほー、おちゃー」ゴロゴロ
以下略



14: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:14:54.94 ID:5eB/GW96o
そんなある日。

希「何やら最近鬼が悪さしてるようなんや」

絵里「ええ、不安で夜も眠れないわ」
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15: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:15:28.38 ID:5eB/GW96o
ほの太郎「ええっ!?なんでほの太が!」

絵里「もうあなたの食事代を払うのも辛いのよ……芝刈りじゃあんまりお金にならないし」

希「西鬼野ヶ島からがっぽり財宝取ってきてな。ほい、ほむまん」
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16: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:16:03.83 ID:5eB/GW96o
ほの太郎「ひどいよ、希ちゃんも絵里ちゃんもほの太を邪魔者みたいに……」

ほの太郎はブツブツ言いながら旅をします。

すると、道中で海未イヌが話しかけてきました。
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17: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:16:37.41 ID:5eB/GW96o
海未イヌ「そうですか、私も着いていきます」

ほの太郎「わーい、ありがとう海未ちゃん!」モッギュー

海未イヌ「ふへへ、ほの太郎のためならどこまでも着いていきますよ」
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18: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:17:07.07 ID:5eB/GW96o
ことりキジ「ちゅんちゅん、ほの太郎ちゃんどこへ行くの?」

ほの太郎「西鬼野ヶ島に鬼退治に行くんだー」

ことりキジ「ことりもついていくちゅん!」
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19: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:17:41.56 ID:5eB/GW96o
西鬼野ヶ島を目指し、さらにどんどん歩いて行くと。

にこサル「にっこにっこにー♪あなたのハートににこにこにー♪笑顔届けるおサルにこにこー♪にこにーって覚えてサルにこっ♪」

にこサルがいきなり目の前に飛び出してきます。
以下略



20: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:18:34.28 ID:5eB/GW96o
海未イヌ「なんですかあなたは不躾に」

ことりキジ「失礼なサルちゅん」

にこサル「そ、そこまで言うことないじゃないの……」
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21: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:19:06.28 ID:5eB/GW96o
ほの太郎「真鬼ちゃん!悪さはやめて!」

海未イヌ「真鬼!もう逃げ場はありませんよ!」

ことりキジ「ちゅんちゅん!」
以下略



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