7: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:08:56.98 ID:5eB/GW96o
 見ると、農地の一部に金色の稲穂が生えている地帯があるではありませんか。 
   
 凛「わあ、キレイだにゃー。これ、食べられるのかなあ?」 
   
 花陽「ダメだよ凛ちゃん!こんな怪しい稲穂はお米とは認めないよ!」 
8: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:09:28.61 ID:5eB/GW96o
 花陽は桶に金色の稲穂を詰め、川に流してしまいました。 
   
 花陽「さ、凛ちゃん、帰ってお米食べよ?」 
   
 凛「わーい!おいしそー!」 
9: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:10:29.47 ID:5eB/GW96o
 そんな理由で流れてきた稲穂を持ち帰り、絵里おばあさんに見せます。 
   
 希「こんなん流れてきたんよ、今日はおいしい白米が食べられるよ」 
   
 絵里「ハラショー!新米の季節だし嬉しいわね」 
10: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:11:17.11 ID:5eB/GW96o
 ???「熱いよー!熱いよー!」 
   
 のぞえり「!?」 
   
 なんと、お釜の中から子どもの泣き声がするではありませんか。 
11: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:11:52.59 ID:5eB/GW96o
 慌ててお釜の蓋を開けると、なんとそこには可愛い女の子がいました。 
   
 ???「出してー!早く出してー!ファイトじゃどうしようもないよー!」 
   
 慌てて火の付いたお釜から女の子を取り出すと。 
12: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:13:01.11 ID:5eB/GW96o
 希「女の子なのに太郎……?」 
   
 ほの太郎「便宜上だよっ!」 
   
 絵里「ハラショー……」 
13: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:14:27.78 ID:5eB/GW96o
 ほの太郎は自然におばあさん2人の家に住み着きます。 
  
 最初こそ可愛かったほの太郎でしたが、徐々に自堕落の限りを尽くすようになりました。 
   
 ほの太郎「ゆきほー、おちゃー」ゴロゴロ 
14: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:14:54.94 ID:5eB/GW96o
 そんなある日。 
   
 希「何やら最近鬼が悪さしてるようなんや」 
   
 絵里「ええ、不安で夜も眠れないわ」 
15: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:15:28.38 ID:5eB/GW96o
 ほの太郎「ええっ!?なんでほの太が!」 
   
 絵里「もうあなたの食事代を払うのも辛いのよ……芝刈りじゃあんまりお金にならないし」 
   
 希「西鬼野ヶ島からがっぽり財宝取ってきてな。ほい、ほむまん」 
16: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/02(月) 00:16:03.83 ID:5eB/GW96o
 ほの太郎「ひどいよ、希ちゃんも絵里ちゃんもほの太を邪魔者みたいに……」 
   
 ほの太郎はブツブツ言いながら旅をします。 
   
 すると、道中で海未イヌが話しかけてきました。 
33Res/9.46 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
板[3] 1-[1] l20 
	このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
	もう書き込みできません。